まず農林水産省に行き、篠原副大臣と話をさせていただきました。
東日本大震災の視察と内閣府防災担当長谷川審議官との意見交換に加え、口蹄疫からの復興に関する要望活動もしっかりしてきました。
篠原副大臣とは、宮崎でも何度か意見交換をさせていただいたことがありましたが、今回は宮崎畜産の将来を見据え、踏み込んだ話を聞かせてもらいました。
篠原副大臣は、海外と日本の飼養戸数・頭数・平均使用規模の比較をされ、分散飼育の必要性を語られました。
この点は、私がデンマーク研修後、一般質問でも取り上げた内容を重なり、リスク管理と環境対策、そして動物福祉(アニマル・ウェルフェア)に通じるもので、今後日本農業が取り組むべき課題の1つでもあります。
理想的取り組みであることには間違いありませんが、事業が定着するまでの財源的裏づけや価格補償がともなわなければ事業展開は困難であることを副大臣に提言させていただきました。
続いて財務省・・・その前に腹ごしらえ・・・
農林水産省の地下食堂に行ってみると、東北支援特別メニューが紹介されていました。
東北産農産物を使用したチキンカツ定食をガッツリ食べて、いざ財務省へ・・・
財務省では、桜井副大臣が応対していただきました。
あらためて本県経済は、口蹄疫により畜産やその関連産業、さらには観光や物産、流通など推計で約2350億円もの影響を受けていることを説明させていただき、社会資本整備総合交付金などの確保をはじめ、引き続きの支援を切に要望してきました。
桜井副大臣から
「インフラ整備も含め宮崎の復興を今まで以上に進めていく!」
力強い言葉をいただきました。
また藤井元財務大臣とも意見交換もさせていただき、見聞と人脈を広めることができました。
今回の東北視察から国への要望活動に同行を許していただいた、新みやざきの方々に心から感謝申し上げます。
貴重な経験をありがとうございました。
今後とも切磋琢磨をよろしくお願いします。