ロシア貿易中・脱力進行中

以前のブログ「ロシア留学中・脱力進行中」のつづき。タイトルが嘘になってしまったので引越したが、内容は特に変わりなし。

1つ目

2009-10-21 23:20:12 | PokerStars
10月12日(祝)、Buy-In4.40ドルSit&GoNLHold'em180人トーナメントで初めて2位に。
賞金144ドルを得る。
その後、平日は満足に時間が取れず、ライブゲームで金を失う。
ここまで総入金額250ドル。残高約100ドル。150ドルのマイナス。

10月16日(金)、仕事を終えて夜8時頃に家に着き、そのままぶっとおしでPokerStars。
朝方、残額が5ドルを切る。緩慢プレーのツケが来た。やばい、また入金か?
ほぼ最後の金で、Buy-In4.40ドルSit&GoNLHold'em180人トーナメントに。
6位になり賞金36ドルを得る。時間は朝の8時過ぎ。
もう12時間もぶっとおしでプレイしている。
通常なら寝るところ、ギリギリで復活した俺は最高に「ハイ!」ってやつだアアア
幾つかのトーナメントで負けた後、
正午から再びBuy-In4.40ドルSit&GoNLHold'em180人トーナメント開始!
そして午後4時半、念願の初優勝、180人の頂点で賞金216ドル獲得だッ!
延々20時間、ベガスに居ると思いまがうほどのすさまじい体力。
入金総額250ドルをほぼ回復し、満足して眠りについた。

しかし!タイトルの1つ目はこれではない!
これはあくまでSit&Go(規定の人数が集まり次第開催)という形式のため、
PokerStarsでもトーナメントにカウントされないのだ。
10月17日(土)夜8時半、まだ4時間も眠っていないのにすでに起きだすこの体力。
俺はポーカーならマラソン選手にも勝てる!
再び幾つかのトーナメントで負けた後、午前1時から3.30ドルNLHold'emに参加。
1時間後の締切時点で参加総数4529人。賞金プールは人数×3ドルで13,587ドル。
序盤、非常にうまく打てたお陰で、675位の賞金圏内を楽々通過。
他のテーブルでのプレイをやめ、このトーナメント1つに集中。
600人が残っている段階では、40位近辺と好位置につけて上位を窺っていた。
しかし中盤、特に240人ほどになったところで、
自分の半分ほどのスタックをもつ相手のレイズに、10のペアでリレイズオールイン。
相手スムースコール。空けてみたら、AA。そのまま負けて、一気に危険水域に。

開始4時間、この時が最悪時で196人中164位、平均スタック約8万で、俺1万8千点。
最早これまでかと思われた窮地から、奇跡の復活を遂げる。
約20分で15万点に、そして1時間後の休憩時には30万点に回復させていた。
これだからノーリミットは恐ろしい・・・

そこから浮き沈みはあるも我慢に我慢を重ね、
残り9人中最下位ながらもファイナルテーブルへ。
ファイナルテーブルに辿り着く前には、AJスペードでAKを受け、
フロップ全てスペードのナッツフラッシュ完成で相手終了というラッキーもあった。
ずっとショートスタックで頑張ってきた俺は、ファイナルになっても気持ちが切れず、
慎重に石橋を叩いて渡るプレイを続ける。
そして残り4人、大幅チップリードを持つ1人を除き、2位に躍り出る。
3位と4位をそれぞれが飛ばし、570ハンド目、ついにヘッズアップへ。
ヘッズアップ開始時点でチップリーダーは1100万点、俺240万点。チップ差約5倍。
そこでも俺は煌く我慢を見せる。ヘッズアップ後チップ差が最大に開いたのは、
590ハンド終了時の1268万点対90万点の14倍。この時点で諦めかけた。
だが、次の2ハンドで勝利を収め再び200万点まで回復させる。
623ハンド目、9・3・3のフロップで相手のベットにリレイズオールインで返し、
相手フォールド後にチップ数が逆転。
686万点対672万点で今大会初のチップリーダーに立つ。
その後は順調な打ち回しで再逆転を許さず、最後のハンドは631ハンド目、
俺の6のセットが相手のJのポケットペアを破り、
遂に4529人の頂点に。賞金2131.53ドルは、生涯最高の勝利額。
ついに、ついにポーカーで1つ目のタイトルを手に入れた!

※写真はファイナルテーブル開始時の様子。
俺はこの時点で9人中最下位も、5番に座る--remi05--を最後は華麗に逆転で優勝。

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