ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

かこがわ100選(91):高射砲隊の門

2013-06-02 08:19:51 |  ・加古川100選

高射砲隊の門        

*野口町水足

001_2 右の二枚の写真をご覧いただきたい。

上は播磨化成(野口町水足)の正門()であり、下は裏門(西)である。

これらの門は、ここに高射砲隊があったことを物語っている。

   

     高射砲隊

昭和11年のことである。ここに高射砲隊の施設が、設置することに決定した。村人にとっては寝耳に水であった。

しかし、住民の意見などが認められる時代ではなかった。相手は、なく子も黙る陸軍である。

形ばかりの話し合いがもたれた。この場では、地元から水足村に決まった説明を求めている。主な理由は、次の3点であった。

(1)既に活動している尾上飛行場との距離が近い。

001_4 (2)工事が行いやすく、国道に近い。

(3)土地の買収が一つの村で好都合である。

土地の買い上げについては、軍も村の実情をくみとったのか若干高く買い上げている。しかし、これは地主に対しての配慮であり、小作には何の保障もなかった。

水足経由で、加古川駅と神野倉庫(弾薬庫:今の加古川刑務所はその跡地)とを結ぶ鉄道も敷設され、村人も利用できるとのことであったが、その事実はなかった。

注:高射砲隊が設置された場所に、現在、播磨化成・陵南中学校・大規模スーパーマーケットがある。

播磨化成の裏門(西)の前の道は、当時「高射砲道路」と呼ばれ、南の尾上飛行場(加古川飛行場)と結んでいた。

*『水足史誌』参照、

コメント