ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

志方町を歩く(8):磯野道子さん

2011-06-07 16:25:43 |  ・加古川市西志方

  『めんめらの 生きた道』

008私の書架に一冊の本があります。

『めんめらの 生きた道』(磯野道子著)です。

本棚が狭いために、本はずいぶん処分しました。

でも、この本は大切に残しておいた一冊です。

発行は、平成6年です。

おそらく、この本が発行されて間もないころだと思います。

その頃に、私もペラペラの冊子を出しました。

それを、職場の同僚のYさんに押し付けたところ、Yさんから『めんめらの 生きた道』をいただきました。

後日、ある機会にYさんの奥さんは磯野道子さんのお嬢さんであることを知りました。

以後、「磯野道子」さんのお名前は頭にインプットされました。

『めんめらの 生きた道』も読みなおしました。

    二度目は「印南文華」で!

そして、稲美町の歴史を調べるために「印南文華」を読んでいました。

その機関誌でも磯野道子さんがしばしば登場されています。

特に、ご親戚になられるそうですが、竹内英夫さんの猛烈な英語人生を「ひとすじの道」と題して「印南文華」で紹介されていました。

竹内英夫さんの息子さんとは中学校・高等学校と一緒でした。

そんな関係で一気に読み上げ、加古川東高の14回生のHPで竹内英夫さんを10回シリーズ「英夫の大晩年」としてで紹介させていただきました。

お叱りを受けそうですが、磯野さんの文章の焼き直しです。

    三度目は『志方郷』で!

そして、『志方郷』でまたまた磯野さんにお会いしました。

 残念なことに『志方郷』は50号で先月、最終号となりました。

 磯野さんは、大正13年のお生まれですが、お元気でご活躍のこととお聞きしています。

が、「もし」もう少しお若かかったら、きっと『志方郷』も継続したのではないかと想像します。

 年を感じない若々しい文章ばかりです。

 個人的なことを書いて申し訳ありません。

略歴を拝見すると、昭和2年から昭和27年まで、西志方町横大路で青春時代を過ごされています。

私も、昭和256年と横大路にいましたから、近くにおられたんですね・・・

 いま、西志方町横大路を中心に紹介していますが、磯野さんの調べられた二番煎じばかりです。

磯野さんは、西志方町が生んだ文学者です。それも、事実に基づいた確かな文章を書かれる文学者です。

いつまでも、お元気にご活躍ください。

次号では、磯野さんの書かれた「シオカキ井戸」を紹介します。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする