絵 馬
「幾千代かけて植えにし池田山たもとにかかる笹の露」のご詠歌でも知られている白旗観音寺には多くの信者が絶えない。
姫路、岡山、小豆島等の船乗りの信者が特に多い。
山門を抜けると観音堂に向かって左側に、絵馬(写真)を奉納した建物がある。
寺院に絵馬はめずらしい。
海につながる絵馬が多数奉納されている。
魚藍観音
山門をくぐるとすぐ左に、新しい観音様であるが魚藍観音がある。
S家が祖先の供養のために奉納したとある。
それにしても、あまり聞きなれない観音様である。
HPに、魚藍観音の説明があったので掲載しておきたい。
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我々は、日々の食膳に魚介類をいただいています。
間接的に我々は殺生をしていることになります。
昔から魚は食われて成仏すると申しますが、これは人間が勝手につけた理屈です。
そこで魚介類の霊を慰めるため、また、供養のためにの観音様が魚藍観音です。
魚藍(ぎょらん)とは、魚を入れるかご(びく)のことです。