ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

白旗観音寺探訪(4):絵馬と魚藍観音

2009-10-29 20:41:44 |  ・加古川市尾上町

   絵 馬

018_2 「幾千代かけて植えにし池田山たもとにかかる笹の露」のご詠歌でも知られている白旗観音寺には多くの信者が絶えない。

姫路、岡山、小豆島等の船乗りの信者が特に多い。

山門を抜けると観音堂に向かって左側に、絵馬(写真)を奉納した建物がある。

寺院に絵馬はめずらしい。

海につながる絵馬が多数奉納されている。

  魚藍観音

045 山門をくぐるとすぐ左に、新しい観音様であるが魚藍観音がある。

S家が祖先の供養のために奉納したとある。

それにしても、あまり聞きなれない観音様である。

HPに、魚藍観音の説明があったので掲載しておきたい。

・・・・

我々は、日々の食膳に魚介類をいただいています。

間接的に我々は殺生をしていることになります。

昔から魚は食われて成仏すると申しますが、これは人間が勝手につけた理屈です。

そこで魚介類の霊を慰めるため、また、供養のためにの観音様が魚藍観音です。

魚藍(ぎょらん)とは、魚を入れるかご(びく)のことです。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする