ひろの東本西走!?

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明治の雅、昭和の格 朝陽館

2015-09-22 10:30:48 | 近代建築

先週、大阪市阿倍野区にある別荘建築・「朝陽館」の特別見学会(主催:大阪府建築士会)に参加してきました。

今回もmayumamaさんぷにょさんが既にブログで記事をアップされており、そちらもぜひご覧ください。

「朝陽館」の存在は地元大阪でも一般にはあまり知られていませんが、雑誌「大阪人」2007年5月号の”発掘theOOSAKA”で取り上げられたことがあり、私が朝陽館のことを知ったのはそれが初めてでした。なお、敷地内には住まいや幼稚園があり、プライバシーや安全面の確保のためにも今回の見学会での写真公開等は禁止されています。

そこで、ここでは上記の「大阪人」の記事イメージなどを掲げるにとどめます。

  

道修町で薬種業を営む小西久兵衛が明治45(1912)年に建てた別荘建築は「大阪人」には”明治の雅、昭和の格”と書かれており、豪華さと格式の見事さにあふれた超弩級の素晴らしさでした。広大な敷地に広がる高低差のあるダイナミックな池泉回遊式庭園も見事。大阪のど真ん中ともいえる場所にこのような空間がひっそりと佇んでいたとは!雑誌記事などで存在は知っていたものの、現地を見てビックリで、豊饒の/至福の時間を過ごしました。当日の山形政昭先生(大阪芸術大学教授)のご講演も興味深かったです。今はない住友茶臼山別邸が残っていれば、さぞかし素晴らしかったでしょうね。


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