王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

英ヘンリー王子、今春に公務引退公費や敬称辞退

2020-01-19 10:21:22 | 英国とEU
18日英王室は「ヘンリー王子(35)夫妻が今春をめどに、王室の公務から引く」と声明を出しました。
月初からエリザベス女王の了解なしに「公務離脱を表明」し、ついには13日「エリザベス女王、チャールズ皇太子、ウイリアム王子と言い出しっぺのヘンリー王子」の家族会議を開いたと報じられました。
ヘンリー王子妃のメーガン妃は電話で参加?とか!
ヘンリー王子のポートレイトです。(ネットより)

これまでの報道ではメーガン妃が英国のメディアの取材を嫌いヘンリー王子を誘い「王室離脱」を図ったとか?
声明では「公務に伴う公費を受領せず、王族の敬称で呼ばれることを辞退する」と合意したと報じています。
他のメディアの情報と合わせると「ヘンリー王子の収入の5%は公務を行うことに対する“王室助成金”と残り95%は父君のコーンウオール侯爵領からの援助/地代収入」から成っているそうです。 さて95%の援助は有難く頂きとなりましょうか? 今回の合意に際し「ウインザー城にある自宅「フログモア・コテージ」の公費での改修費240万ポンド“3億4400万円”は返納するも、使い続けるとか。
英国王室は自己の領地や資産をたくさん持っていてコーンウォール領の地代もまさにチャールズ皇太子の物ですが、
公務は辞退、英とカナダでビジネスをやりたいヘンリー夫妻に国民はどう反応するでしょう?
EU離脱のBregxitを文字ってMegxitと囃す向きもあるそうです。

細かいことは判りませんが「日本人が聞いても涙が止まらない」様な内容の有る話ではありませんね。
序ながら、ヘンリー王子はエリザベス女王の母上クイーンズマザーの「信託基金」から20歳の時に600万ポンド、その他母親のダイアナ妃からも遺贈があり1000万ポンド程度はお持ちだとか!
親や一族の名声に頼らずしっかり稼いで見せてください。
甘やかしも「お祖母ちゃんが元気な間だけ」かも知れません。
タフな英国王室の対応を見守りましょう!

写真:7日ロンドン ヘンリー王子夫妻

共同通信:
【ロンドン共同】英王室は18日、エリザベス女王(93)の孫であるヘンリー王子(35)夫妻が今春をめどに、王室の公務から退くと声明で発表した。王子は女王らとの協議の末、公務に伴う公費を受領せず、王族の敬称で呼ばれることを辞退すると合意した。王位継承順位6位の王子が主要メンバーから抜ける異例の事態となった。
 王族の敬称は、殿下や妃殿下を表す「ヒズ(ハー)・ロイヤル・ハイネス」で、王子の母である故ダイアナ元妃はチャールズ皇太子(71)との離婚を機に剥奪された。英メディアによると、王子は母と異なり、敬称自体は維持した上で使用を辞退するという。
(引用終わり)

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