７日 安倍派・池田議員と秘書を逮捕 裏金事件で初めて 東京地検特捜部

自民党の最大派閥「清和政策研究会」（安倍派）が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとされる事件で、東京地検特捜部は7日、「同派所属の衆院議員・池田佳隆容疑者（57）=比例東海、当選4回=と、政策秘書の柿沼和宏容疑者（45）を、政治資金規正法違反（虚偽記載）容疑で逮捕した」とマスコミ各紙が報じています。

一連の事件で逮捕者が出るのは初めてになります。

過日TVで政治ジャーナリスト田崎史郎氏が「自民党議員の逮捕は無い」と発言した事が批判の対象になっている様です。

又別紙では、池田議員の逮捕を受け、自民党は党紀委員会に諮り、除名を決定した。更に今朝総著のニュースでは「　また、いずれも安倍派所属の大野泰正参院議員（６４）＝岐阜選挙区＝と谷川弥一衆院議員（８２）＝長崎３区＝が特捜部に対し、同法違反容疑を認める意向を示している」ことが関係者への取材で判明したと報じられています。

「例え５０万円でも協議記載が有れば逮捕すべし」との正論が有りましたが、

東京地検特捜部の狙いは数千万円の協議記載を重点的に追及している様です。

「議員逮捕により安倍派の事務総長の関与にまで追及の手が及ぶのか」これからの調べに関心が行きます。

写真：逮捕された池田議員

朝日新聞：

　自民党の最大派閥「清和政策研究会」（安倍派）が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとされる事件で、東京地検特捜部は7日、同派所属の衆院議員・池田佳隆容疑者（57）=比例東海、当選4回=と、政策秘書の柿沼和宏容疑者（45）を、政治資金規正法違反（虚偽記載）容疑で逮捕し、発表した。一連の事件で逮捕者が出るのは初めて。

　池田議員は資金管理団体「池田黎明会」の代表、柿沼秘書は会計責任者を務める。発表などによると、2人は共謀し、2018～22年の直近5年分の政治資金収支報告書に、派閥から裏金としてキックバック（還流）を受けたパーティーの売上金計4826万円を、寄付収入として記載しなかった疑いがある。

（引用終わり）