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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

山梨の消防協会 元職員 1億円 着服??

2013-09-26 08:32:37 | 社会
着服容疑、消防協会の元職員の女「覚えない」(読売新聞) - goo ニュース

昨日25日山梨県警は山梨県消防協会の口座から200万円を着服した容疑で元事務職の若尾容疑者(40)を逮捕したそうです。
たまたまニュースを読んでいた時に小倉さんの「とくダネ!」でこの容疑者の顔を含めて全身像が映る逮捕前のインタビュー画像を流していました。
本人は全く身に覚えがないと否認していました。一方画像は容疑者の自宅を写し駐車場に高級外車を含め4台も車が有ると報じました。
確かに40歳の元事務員にしては収入に不相応にはみえますね。

農協とか漁協或いは団体の事務職員が長く勤めていて多額の金銭が無くなると言う事件は結構あります。
昔は管理責任のある組合長が責任を感じパラチオン(農薬)を飲んで自殺したり、田地田畑を処分して穴埋めしたなんて例もありました。
協会はこの容疑者他当時管理責任のある協会長らにも民事訴訟を起こしている様です。
この金は消防団の人が消火に従事していて死傷した際の共助用の積立金の様です。
ざっと10年に渡って使途不明金が出ていた様ですが当初はともかく3-4年も経って3千万円も4千万円も使途不明になってどうやって決算報告のつじつまを合わせていたのでしょうね。
誰が悪いのか目下判りませんがこの協会の会計組織自体「ゆるふん(ふんどしの締め込みが甘い)」と言わざるを得ません。
火の見やぐらからホースで首をくくるほど責任を感じる人は出ないでしょうね。

さてどうやってあいた穴をふさぐのでしょう? 見ものですね。

読売新聞:
財団法人・山梨県消防協会(会長=横内正明知事)の口座から約200万円を着服したとして、県警は25日、会計担当だった元事務職員若尾佳奈容疑者(40)(甲府市大里町)を業務上横領容疑で逮捕した。

 「身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。

 発表によると、若尾容疑者は2009年5月、管理する口座から約200万円を引き出し、自分の口座に振り込んで横領した疑い。協会によると、内部調査で01~11年に約1億円の使途不明金が判明。若尾容疑者が引き出しを認めるなどしたため、12年1月に懲戒免職とした。協会の調査に対し、歴代の上司の命令だったと説明したが、上司はいずれも否定したという。
(引用終わり)


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