王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

イプシロン3号機 打ち上げ成功 !!

2018-01-18 11:59:40 | 科学
イプシロン3号機、打ち上げ成功…観測衛星搭載

昨日18日早朝JAXAは宇宙空間観測所からイプシロン3号機を打ち上げ成功したと報じました。

昨日はたまたま7時前からネットサーフィンをやっていて別紙が打ち上げを速報していました。
「打ち上げ成功と報じないでください」と注意書きがあったのですよね。
同時刻の他紙情報では「打ち上げ成功」とありましたからどういう事なのか考えてみました。

イプシロン3号機の使命は「搭載する観測衛星アスナロ2」を予定軌道に投入して想定した機能を発揮させて始めてその目的を達するわけでロケットの打ち上げそのものは「手段」だから成功と報道記事を転載するのは「お待ちになって!」と言う事なのでしょう。
52分後には予定軌道にアスナロ2を投入しましたからそれを確認できた記事は「打ち上げ成功」という正しい報道態度?!だったろうと思った次第。

H3型ロケットはざっと100億円程費用が掛かるようですがこのイプシロン3型は40億円位そそれで済む様です。
別紙によれば商業用衛星を搭載して他国から注文を受ければ(量産効果で)30億円位に圧縮したいとの考えがありヴェトナムへODAを絡めて購入を進める意向とか。
平和的な目的で他国に技術を利用してもらえば結構な話ですね。
40億円とはASEAN諸国にとってどれほどの重みのある金なのでしょう?
又衛星から得たデーターを生かして使う行政能力があるのか悩ましいですね。
ともあれ海外から引き合いのある事を願っています。


写真:イプシロン3号打ち上げ成功

読売オンライン:
 宇宙航空研究開発機構( JAXA ジャクサ )の固体燃料ロケット「イプシロン」3号機が18日午前6時6分、鹿児島県 肝付 きもつき 町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げられた。

 約52分後、小型の地球観測衛星「ASNARO(アスナロ)2」を予定の軌道に投入。2013年と16年に続き、3回目の打ち上げに成功した。

 イプシロンは、パソコンによる管制システムなどを導入し、小型衛星を安価に打ち上げる新型ロケットとして開発された。過去2回は科学衛星を載せていたが、今回は初めて民間の商業用衛星を宇宙へ運んだ。

 経済産業省の支援でNECなどが開発したアスナロ2は、重さ約570キロ・グラム。電波を使うレーダー衛星で、悪天候時や夜間でも観測できる。地上にある1メートルの物体を識別する性能をもつ。
(引用終わり)

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