王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

安倍首相 鹿児島で総裁選出馬表明 !!

2018-08-27 16:34:30 | 政治
「西郷どん」意識した首相 総裁選の出馬表明、鹿児島で

昨日26日午後安倍首相は鹿児島で桜島を背景に「自民党総裁選立候補」を表明しました。
NHKの「西郷どん」に肖って「地方重視」とか「薩長力合わせて」の思惑だとか?!
女性総裁候補の野田聖子さんは「20名の推薦人」も集められず戦わずして安倍氏の軍の軍門に下りました。

唯一の対抗馬石破氏も「地方創生」に屋や力点があるものの「安倍氏に対して(自分石破は)正直・公正」
を総裁選挙戦に封印」するというのですからまったく詰まらない総裁選です。

要するにポスト安倍の総理として「何を重点にやるかポイントが無いのですよ!!」

これまでに何度も書いていますが昭和28年度から31年度にかけて国家予算(一般会計が)1億円+アルファだったころ学卒の初任給が1万1千円前後/月でした。
昭和32年フランク永井の歌で月給13800円と歌う歌詞が頭に残っています。これはトラックの運転手の稼ぎだと思いますがまあ1万2-3千円/月ですかね。
今平成30年度の国家予算の一般会計は100兆円 学卒の初任給が23万円/月位でしょうか?!!!
財政出動によるインフレが避け得なかったにしろ国家予算が100倍になった今、学卒の初任給が100万円前後/月なら労資の所得配分は(昭和30年ベースで)まあ均衡していると言えます。
欧米の学卒者は月給100万円程度は稼いでいます。
日本では学卒出この程度ですからフリータとかパートや臨時工と言ったら年間200万円以下がごろごろです。

要するに安倍首相のアベノミクスに対してせめて「消費税の8%撤廃」すなわち消費税0%にして国家予算80兆円(一般会計)を提言出来る人は自民党にはいないし分裂を重ね野党にもいないという現実が日本の危機なのです。
一つを新たに起こすより旧弊を一つなくすに勝るはなし!!
若い人で日本の現状を打破できる人はいませんかね?
老人は現状打破は出来ません!
しっかり世の行く末を見守りましょうね。


写真:立候補表明後桜島を背景に花束を受ける安倍首相

朝日新聞:
自民党総裁選への立候補を鹿児島県で表明した安倍晋三首相。地方視察にあわせた異例の表明には、あの「ドラマ」の存在もあった。

 26日午後、快晴の鹿児島県垂水(たるみず)市。錦江(きんこう)湾越しに見える雄大な桜島を背景に、首相は総裁選への立候補を正式に表明した。「あと3年、自民党総裁として、首相として日本のかじ取りを担う決意だ。来月の総裁選挙に出馬します」

 総裁選への立候補表明を、地方視察にあわせるのは異例だ。カメラ目線で語る出馬表明をNHKが生中継した。山口が地盤の首相は放映中の大河ドラマ「西郷(せご)どん」を意識。直前には鹿児島選出議員が開いた会合の演説で「今晩は西郷どん。薩長で力を合わせて、新たな時代を切り開いていきたい」と語った。若者向けにPRできる「インスタ映え」の意識もにじむ。

 地方重視の姿勢を強調する意味合いに加え、来年の統一選と参院選に向けた動きでもある。12年に1回、二つの選挙が重なる「亥年(いどし)選挙」は、統一選で疲弊した自民党組織が力を発揮できず、参院選が苦しくなりやすいとされる。首相が第1次政権を担っていた12年前の07年の統一選では野党民主党が躍進し、参院選で自民党は惨敗。その後首相は体調不良で退陣した経緯があるためだ。
(引用終わり)

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