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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

道路特定財源の見直し

2006-12-03 07:58:11 | 政治
12月3日付・読売社説(1)(読売新聞) - goo ニュース

小泉前総理の時代の05年11月に爺は道路特定財源の一般化という事で賛成の意見を述べた
ところがそれを読んだ自動車に乗る方が「暫定税率はユーザーが負担しているのだから一般化は反対だ」とコメントをくれた
結局2006年度の予算編成には生かされなかった

それから爺も考えた:
税にはそれぞれ目的があって徴収されているから目的を終えれば減税そして廃止が筋であろう
読売の社説に「ユーザーは何も目的を意識して負担しているわけでも有るまい」と書いているがそれは(事実であっても)暴論であって筋違いの話だ

猪瀬氏他のご努力で道路公団が民営化され国による道路建設に「抑制が掛かり」目的税として役目が軽くなったのであれば「暫定税率の引き下げ」を行い結果としてガソリン価格の引き下げにより個々のユーザーに戻すのが本筋であろう

しかし徴税側からすれば「税金」は物言わぬ庶民から広く浅く集めるのがなんと言っても楽であるから「特定財源の見直し」と称して「一部を一般化して使う」発想が出る
小泉前総理は就任以来「一般財源化を指導してきた」が自民党道路調査会会長は古賀誠先生 そして師匠筋の野中拡務氏も睨みが利いていた
しかしその後野中氏は政界引退 古賀氏は反小泉派となり政権中枢から遠くなった

現在は道路調査会長は石原伸晃氏 相変わらず道路族の反対派強いが安倍内閣になってからは1年前とは総理の指導力?が格段と強くなっていないか?

取り敢えず2007年度の予算編成を巡って「特定財源より旧本州四国連絡橋公団の赤字償還の一部に使われていた4500億円ほどが浮くので5000億円程度を目処に一般財源化」をとの議論が出ている 今朝の報道2001では町村派が地方活性化の財源に!とぶち上げている
竹下内閣の「ふるさと創生基金」を思い出させるばら撒き案だ

確実に返すなら個人の「基礎控除や扶養控除を前に戻し所得税の減税に当てる」とか「いっその事国債の償還費用に全額を当てる」そうすれば役人による無駄遣いとばら撒きによる浪費が避けられて子孫への付け回しが確実に減る事になる

生活保護の母子手当て400億円を削減とか聞く 5000億円は使いようでは生きる 如何使うか 知恵者はいないのか?

読売新聞:
[道路財源改革]「首相が挑む一般財源化の難路」
 使途を道路整備に限定してきた道路特定財源の見直し作業が大詰めを迎えている。

 安倍首相は、国税分約3・5兆円を全額、一般財源化するよう、政府・与党に指示した。しかし、道路族議員や石油、自動車業界などが抵抗し、難航している。

 与党内には、特定財源を構成する税金のうち、自動車重量税(5700億円)の一部を対象とするにとどめ、残りの扱いは来年度以降に先送りする、といった妥協案も浮上してきた。

 小泉前首相が5年かけて結論が出なかった問題だ。見直しは容易ではないが、改革の継続を唱える安倍内閣にとって、重要な試金石といえる。 (以下略)

 


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13 コメント

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トラックバックありがとうございます (クンタキンヤ)
2006-12-03 10:56:15
私の場合、思いついただけなので、
これから考えていくかなあというところです。
TBありがとうございます (らしく)
2006-12-03 12:14:57
他のエントリーも読ませていただきました。ほぼ似たような意見ですが、核武装論については、おっしゃるように議論はおおいにすべきです。しかし、青森に住むせいか、核武装には慎重、というより反対です。
歴史関係では、父が中国で終戦を迎えた(海軍・艦上勤務)こともあり、いろいろと勉強しましたが、よく理解できないこともあります。ナゾを解く鍵は共産スパイにあるのでは?と思っています。尾崎秀美は有名ですが、実は近衛内閣にはかなり多くの共産シンパがいた事実があります。
TBありがとうございます (きょうも歩く)
2006-12-03 14:06:14
トラックバックありがとうございます。
道路特定財源だけで道路を造っているなら、一般財源化より減税という主張も可能ですが、道路建設の際に自治体負担分を求めていて、その財源は結局のところ一般財源から地方交付税を経由して自治体に支払われ、国の赤字を膨らましています。
これまで道路建設で地方交付税特別会計の財政赤字が膨らんだのだから、道路特定財源の見直しで私は全額国債償還に使うべきだと思いますがいかがでしょうか。
Unknown (六本木)
2006-12-03 14:09:04
TBありがとうございます。
六本木と申します。

本来であれば、揮発油税の引下げが
筋だと思いますが、
財政再建を進めるのであれば、
国債の償還が妥当ですかね。
揮発油税の税率据え置きも
昨今の環境意識の高まりでは
止むを得ないかもしれません。
まず声に出す (浜の偏屈爺)
2006-12-03 14:52:17
クンタキンヤ様 昔映画でクンタキンテという名前の主人公が居ましたね
さてまず声に出してみて足りない所があれば他人のブログを見て考える 又書いてみるという事で良いので有りませんか
又 お立ち寄りください
別のエントリーで語りましょう (浜の偏屈爺)
2006-12-03 15:09:27
らしく 様 今日は お立ち寄りとコメント有り難う御座います ここでは道路特別税とその周辺を語っていますので核論議、近衛内閣当時の話はそれぞれのエントリーでお話しましょう 又 どうぞ
国債償還賛成です (浜の偏屈爺)
2006-12-03 15:19:33
きょうも歩くの管理人様
六本木様
爺は結論から言えば道路特別財源を「全額国債償還」に当てる事は大賛成です 少なくとも役人や政治家による無駄遣いが防げ子供達への付け回しが減るからです
直ぐにむりならばその一部または半分を酒税やタバコ税の様に一般の税収の範疇に入れ国会で使途を監視できるようにする事が大切ですね
又 税込みのガソリン代に消費税をかける「Tax on Tax」の二重課税をやめるとユーザーはいくらか楽になります
安倍総理と大田氏がどこまで本気でしょうか
又お寄りください
役人は赤字の認識なし (らしく)
2006-12-03 16:18:12
>浜の偏屈爺様
スレ違い失礼いたしました。

借金大国のこの国で、余剰税金を返済に当てようという発想は、役人には無いのでしょう。バラ撒きだけは許してはならないと思います。赤字国債の発行額が来年度は25兆位に押さえられる見通しだ、と語るマスコミもおかしい。結局借金は増えるということでしょうか。
借金は増え続けです (浜の偏屈爺)
2006-12-03 21:07:59
らしく 様 再度のお立ち寄り有り難う御座います
06年度 予算の概要は以下の通りです
総額80兆円 税収50兆円 国債費30兆円 30兆円の打ち20兆円は今年度に償還期(借金で言えば返済期限)がくる元本と利払いです 10兆円が新規の赤字国債です 今尾身財務大臣が27兆円とか25兆円とかいっているのはこの部分です 税収が予想より伸びたので新規国債を10兆円でなく7兆円ほどにするとの意ですから借金は減りません 増え方が穏やかになったという事です 徳川末期の雄藩でも借金の利息は停止 元本は踏み倒しで財政再建ですから日本も国民政府ができその様にせざるを得ません それが出来なければIMF管理で夕張市民並みの倹約を強いられます
こんちわー! (越後屋番頭)
2006-12-04 10:00:32
いつも明快なコメントに感激!参考にさせていただいております。またお邪魔いたします。

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