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関口宏、「桜を見る会」で名簿破棄問題に「公文書を大事にしない、逆に言えば廃棄してしまって…

2019-12-08 09:19:24 | 政治
8日朝「サンデーモーニング」を見ていたら安倍首相主催の、始まりはここをクリック⇒「桜を見る会」について「公文書の破棄」という視点で問題点を取り上げていた。

政府としては明日9日の会期切れで「逃げ切り」とのシナリオの様だが、野党の不信任案提出が有れば「手続き上の問題があり、会期切れとはならず、今国会で審議された法案多数も上がらない(成立しない)恐れもあるとか」?!

さて、今朝「桜を見る会」に関するMCの関口氏は「こればかりじゃなくて公文書を大事にしない、逆に言えば廃棄してしまって事の真相を隠してしまうっていう傾向が最近よくみられる」とし、コメンテーターの湧井雅之氏は「米国での例をいろいろ挙げた後、(大統領)執務室内での会話メモ、電話や映像などはすべて公文書だ」として安倍政権の対応を非難していた。
この方が涌井さんで造園家にして東京都市大学教授 (ネットより)

続いてコメンテーターの青木氏が「日米の記録がみんな米国の公文書で明らかになっている」と指摘し日本の公文書に対する扱いの違いを批判!
官邸主導で「役人レベルの(お粗末な)指導力になっている」と述べた。
青木さんはこの方です (ネットより)

さてこの番組はネット上では「反日とか左の色が強い」とか非難を浴びている例があります。
物覚えの悪い浜爺が「メモを取らず聞き流した話を思い出しながら再現しました」が大筋はそういう事です。
国会が「言論による討議の場が形ばかりになり、その発言や過去の事績が書かれた文書が破棄されては野党側は事実の公開を迫る事」が困難です。
小学校の教育で「民主主義と言うより多数決で事を決める」と倣いましたが、最近では幾らかは勉強も進み「情報の公開と言う事が民主主義には不可欠」と思うようになりました。尊敬する故小室直樹先生曰く「法律で決めてもそれを実行しなければ、その法律は死んだも同然」です。
さて明日9日対応で野党の不信任案が腰砕けかどうか? 
冷たい目で見守っています。

スポーツ報知:
8日放送のTBS系「サンデーモーニング」(日曜・前8時)で問題が噴出している首相主催の「桜を見る会」について特集した。
 番組では、1956年と57年の桜を見る会の写真を2年分の招待者名簿は国立公文書館に保管され、名前と肩書は公開されており、保存期間は永久となっていたことを伝えた。
 57年は安倍首相の祖父・岸信介首相の当時で、番組では「安倍総理の祖父の時代にはきちんと保管されていたにもかかわらず、安倍政権の時代になって1年未満で廃棄されることになった招待者名簿」とナレーションを入れて伝えた。
 さらに、今月4日には今回、廃棄した名簿のバックアップデータが5月7日から9日ごろデータを消去した後、最大8週間残っていたことが発覚した。会見で菅義偉官房長官は、野党が資料請求した時に残っていたとみられるのに、なぜ提出しなかったかを問われ「バックアップファイルは、一般職員が業務に使用できるものではないことから、組織共用性に欠いており、行政文書に該当しない、こういう説明受けております」と説明した。
 この発言を受けて番組では、元公文書管理委員長代理の三宅弘弁護士を取材し、「復元できることができるわけですから、それはもう当然、公文書管理法にいう公文書に該当するのが普通の考え方」とし「公文書管理法を作る前の後退した運用に戻るのではないかと思って大変危惧しています」と話していた。
 今回の問題に司会の関口宏は「コメントは。(引用終わり)

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