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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

日テレ記者ら2名死亡 秩父ヘリ墜落現場

2010-08-02 07:12:37 | 社会
ヘリ事故現場を取材の日テレ記者ら2人死亡 秩父の山中(朝日新聞) - goo ニュース

昨日1日の午前には第一報のウェブニュースが「日テレ記者 心肺停止で発見」とありました。 何で9月25日埼玉県の防災ヘリの墜落現場近くでそんな状態なのか良くわかりませんでした。

追って事情がわかるとこれは「立ち入り制限現場に取材に行った日テレの記者とカメラマンが山岳遭難したのですね」

実は31日墜落したヘリの写真を撮るため早朝現場付近からガイド付きで山に入ったようです。
ガイドの話によれば「服装はTシャツにジャージと軽装、またロープ等の用意もなかった」とか。そこでガイドの判断で現場への進入を断念して入山点の豆焼橋迄戻った。ここ迄は良かった。
ところが「カメラマン」が”尾根からヘリの写真を撮りたい”と言い、そこならば「登山道を使えば行ける」との判断で二人はガイドと別行した。
登山口では6時過ぎても戻らぬため、すったもんだ夜11時過ぎて警察に救助を要請し1日早朝からの捜査活動となったものです。

さてガイドと別れた後の問題です:二人はガイドと別れて墜落機体を目指したのでしょう。
直線距離にすれば2キロ足らずですが山襞が複雑に入り込む難路で「低温、雨、風、疲労や空腹 或いは沢が大水になりずぶ濡れなど等」で遭難死したものと爺は思います。

取材が動機ですが行為は「暴走登山」だったのでしょう。
ヘリ墜落の起こりが「登山事故」そして県の防災ヘリの墜落事故これに加えて立ち入り制限現場への「取材強行」とミイラとりがミイラになってしまっては笑い話にもなりません。

爺が若い頃は「産業戦士---会社のためには家族を忘れ命がけで勤務」がありましたが今でも「日テレ」にはそんな企業風土がある様に思えました。
半分は自分の責任ですが遭難死の二人に哀悼の意を表します。    合掌


朝日新聞:
 1日午前9時10分ごろ、埼玉県秩父市の山中で、日本テレビ記者の北優路(ゆうじ)さん(30)=さいたま市浦和区=と、同社カメラマン川上順さん(43)=東京都江東区=が倒れているのを県警の救助隊が発見した。2人とも心肺停止状態で、病院で死亡が確認された。2人は7月25日に起きた県防災ヘリコプター墜落事故の現場に向かっていた。県警は2人が遭難した経緯などについて調べている。

 県警によると、2人が見つかったのは、乗員5人が死亡したヘリ墜落現場から北東に約2キロ離れた沢。7月31日午前6時半ごろ、日本山岳ガイド協会の水野隆信さん(33)と一緒に、秩父市大滝の豆焼橋付近から入山。しかし、沢の水流が多く、2人はTシャツにジャージー姿と軽装だったため、水野さんの判断で豆焼橋に引き返したという。
(以下省略)

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2 コメント

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片山右京の遭難に類似する労災事故 ( 逝きし世の面影)
2010-08-05 15:39:38
ヘリの墜落事故の翌日にNHKが映像を入れているので、これに対抗して日本テレビとしては何らかの地上映像を放映したかったのだろうが、現場地域は危険地帯なので警察は取材自粛を公式に発表していたのですから、これを無視して社員を入山さした日テレ上層部の管理責任は大きい。
会社に早朝の6時前に入山メールとの発表であるが、10時に一たん全員が登山口まで下山している。
山岳ガイドの下山決定を無視して、再突入時に会社にこの再入山をメールしていないはずが無いのですよ。
好きで行っている個人的な趣味の登山ではないのですよ。
これは日本テレビの業務として行われたのであるから、完全な労災事故で、二人も命が失われた会社の労務管理責任は厳しく問われるべきであろう。『絵になるビデオを撮って来い』との職務命令が出ていれば昨今の厳しい雇用事情なら無理は承知で神風登山して文字どうり全員が玉砕したなら企業戦士として痛ましい限りです。
何故県は防災ヘリを? (浜の偏屈爺)
2010-08-06 17:42:55
宗純様 今晩は! 日テレ2記者の事故死は貴台ご指摘の通りと思います。
そもそも「前日滝つぼに落ちた小母さん(その後死亡)に翌朝朝8時過ぎの携帯電話によるSOSで何故12人乗りの大型ヘリが救出に飛び立ったのか?」
おそらく「登山者と県の担当官との間に酷い連絡ミスか?早とちりか?説明不足か?など等が根本に有ると思います」
そこを検証しないで「ヘリの墜落した機械的力学的原因」をあれこれ取り上げるのがジャーナリストの仕事で無いと思います。まあマスコミですからね。2次3次事故は不必要な事故でした。合掌

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