王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

PAC3 中国と四国地方4か所に配備 !!

2017-08-11 09:16:21 | 北朝鮮関連
PAC3、中国・四国4カ所に グアムへのミサイル警戒

9日に北の軍部が「ミサイル4発をグアム島周辺の海域に撃つ準備ができ後は金様の許可しだい」と報じた事を受けて日本もきな臭くなってきました。
北からグアム島周辺にミサイルを撃つとすれば日本の上空中国と四国の上空を通過するそうです。

たしか昨日、小野寺防衛相はその場合「集団的自衛権を発動してミサイルを攻撃する可能性もある」とかその発言は拡大解釈だ! なんて話も消えていない昨日の今日です。

その割には自衛隊のPAC3の配備は素早いなー??と思ったら「コースを外れて日本に落下した場合」の対処のようです。

しかし「日本に何が落ちたら迎撃するのでしょう? 弾頭? ロケット胴体? 破片?」何が標的でしょう??

それと撃つのは「北の一方的選択」ですから発射探知も十分にできない様では発射後30分もしたら上空通過してしまっているかもしれません。
まあ万一落ちてきた場合としていますから「何もしないより心丈夫!」と精神安定剤代わりの効果はありそうです。
米軍でも自衛隊でも地上にある時に仕留めて「据え物切り」の効果が上がるのでミサイルを撃たれてから迎撃するのでは北と日本の距離ではすごく難しそうに感じます。
陸自のプロ集団はそのようには思わないのですかね。
かわいそうにPAC3の部隊はお盆休みなしになりそうです。


写真:金星12号ミサイル(ネットより)

朝日新聞:
北朝鮮が米軍基地のある米領グアム島周辺の海域を狙ってミサイルを撃つと警告したことを受け、政府はコースを外れて日本に落下した場合を想定し、地上配備型迎撃ミサイル「PAC3」を中国・四国地方の計4カ所の陸上自衛隊の駐屯地に展開する方針を固めた。北朝鮮の動向を見極め、一両日中に最終決定する。複数の日本政府関係者が明らかにした。

 政府関係者によると、国家安全保障局(NSS)などは、北朝鮮からグアムに向けて発射された際の弾道ミサイルの飛翔(ひしょう)コースを推定。航空自衛隊のPAC3の発射機などを、海田市(広島県)、出雲(島根県)、高知(高知県)、松山(愛媛県)の四つの陸自駐屯地に展開する方針を固め、陸自と調整を始めた。一方、海上自衛隊も、海上配備型迎撃ミサイルSM3を搭載したイージス型護衛艦1隻を日本海に展開し、警戒監視にあたっている。(土居貴輝)

(引用終わり)



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