亀岡市の車暴走 警察官が被害者連絡先を加害者の父に伝える！

被害者連絡先、無断で伝える＝府警、加害者の少年父に―署長謝罪、車暴走１０人死傷(時事通信) - goo ニュース

昨日２５日亀岡市の少年の軽自動車暴走で１０人が死傷した事故で運転手の少年の父親に被害者１０名の住所や電話番号を警察官が伝えた事が明らかになりました。

なんと前日午前亀岡署の署員が口頭ではありますが少年の父親に独断で伝えたそうです。

でも本当に独断だったのでしょうか？　一般的に考えて事故原因の究明と容疑の立件も終わらないうちに被害者の住所や電話番号を加害者側に伝えるのは適切とは思えません！
何故上司なり関係者の判断を求めなかったのでしょう？

今朝２６日のＴＶニュースでは付添いのお母さんの家族が映り「母親の葬儀にけがして入院中の子参列させる事」「まだ母親の死を知らせていない」そんな事を一族で悩んでいる最中にこのお母さんの携帯電話に加害者の父から連絡があった。
家族の感情を逆なでするものだ！と謝罪に来た亀岡署の署長に怒りをぶつけていました。
もっともな事だと思います。
こんな軽率な扱いがなぜ起きたかよく調べて二度と被害者側の感情を逆なでするような事が無いよう規則を厳正に守るようしてください。


追記：昨日２７日被害者松村幸姫さんの携帯電話番号を加害者側に伝えたのは安祥小の教頭（５１）だった事が判りました。警察官と同じで何を考えての行為だったのでしょうか？　

時事通信：
京都府亀岡市の暴走車１０人死傷事故で、府警亀岡署が事故を起こして逮捕された運転手の少年（１８）の父親に対し、被害者１０人の住所や連絡先を無断で伝えていたことが２５日、分かった。府警は大棚吉一亀岡署長らが同日午後、事故で亡くなった同市の松村幸姫さん（２６）と小学２年小谷真緒さん（７）の家族を訪れて謝罪した。府警監察官室は、経緯について調査を始めた。

　大棚署長は２６日未明、亀岡署で記者会見し、「ご家族、被害者の方を本当に傷つけることになり、全く配慮が足りなかった」と謝罪した。

　署長の説明によると、少年の父に伝えたのは事故で死傷した１０人の名前と住所、連絡先の電話番号。事故翌日の２４日午前、亀岡署で署員が少年の父親に口頭で伝えたという。

　松村さんの家族から２５日に抗議を受け、署長が松村さん宅を訪れて謝罪。小谷さんの家族にも府警の警察官が訪れ、謝罪と説明をしたという。

　松村さんの父親や夫によると、松村さんの携帯電話に２５日午後、少年の父親から「謝罪したい」「告別式に出たい」といった電話がかかり、松村さんの夫が受けた。いったん切った後、松村さんの父親が、着信した電話番号にかけ直したところ、少年の父親が出て、亀岡署から連絡先を聞いたと話した。

　府警側は当初、伝えた情報は死亡した２人分だけだったと松村さんの父親に説明。その後、１０人分を伝えたと訂正したという。

　一方、少年の父親は同日までの取材に「できる限り誠意を持って、被害者におわびしたいと思っている」と語っていた。

　友井昌宏警務部長は「監察部門で事実関係を調査中であり、その結果に基づき厳正に対処する」とコメントした。
（引用終わり）