王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

米のプリウス暴走 異常なし

2010-03-17 07:45:25 | 海外
米のプリウス暴走騒ぎ、トヨタが調査「異常なし」(朝日新聞) - goo ニュース

ここ2-2日カリフォルニアの高速道路でのプリウスの暴走騒動が報じられていました。
実は3月8日に起きていたのですね。

「又プリウスか?」と心配したのですがどうやら「運転していた男の自作自演劇」の様でトヨタ社にとって「不信感を募らせる事にならず何よりでした」

トヨタは15日この車の暫定的な調査結果を発表したそうです。この調査には米運輸省高速道路安全局(NHTSA)と下院の議員も参加したそうです。

NHTSAは引き続き続くそうですが山は越えたように見えます。
それにしても運転していた男は「トヨタを訴える積りは無い」そうですがトヨタはどう対応するでしょう?

そう言えばブログの賢人が先月米国下院のトヨタ社の問題に関する公聴会の冒頭で「Shame on you for being so greedy!!(強欲な奴め、恥を知れ)」と叫んだおばさんについて書いていました。このおばさんの車は下取りに出され何事も無く走っているそうです。

まあ素人の爺でさえ「時速150キロ前後のスピードが下がらぬ車を運転中、ブレーキとアギアチェンジの操作とハンドル捌きをしているのに、どうやって夫に最後のお別れのための携帯電話を掛けたのか?」

不審の思っていました。これも公聴会に参加した下院議員の「トヨタ叩きの一幕」臭いのですよね。
そうそうこの後にABC放送の「トヨタ車配線繋ぎ替えの編集場面でのヤラセ画像」が問題になりました。

爺なんか「民主主義と男女同権」と「偉大にして正義のアメリカ」を小学生の頃から刷り込まれていますから中々アメリカを疑う事の出来にくい(頭の仕組みの)人になっているのですが近頃は遅ればせながら「アメリカを覚めた目で眺めるようになりました」

それはそれとしてトヨタの「当初のクレーム無視の体質」は改められねばならないでしょう。
国内の雇用確保のためにもトヨタはまともな企業に変わっていって欲しいものです。


朝日新聞:
【ニューヨーク=丸石伸一】トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」が「暴走した」とされる問題で、トヨタは15日、この車の暫定的な調査結果を発表した。アクセルペダルやブレーキに異常はなく、「アクセルが動かず、停車できなかった」という運転手の説明は「調査結果とは矛盾する」と反論した。

 「暴走騒ぎ」は今月8日、米カリフォルニア州サンディエゴの高速道で起きた。プリウスを運転していた男性(61)が、アクセルが戻らずブレーキも利かず、スピードを制御できなくなったとして、警察に緊急通報。駆けつけた警察官がパトカーで並走し、パーキングブレーキをかけることなどを指示して減速、停車した。

 トヨタは調査員を現地に派遣し、10~11日に調査した。その結果、電子制御装置に残っていたデータでは、アクセルとブレーキが交互に何度も踏まれ、速度を調節しながら走行を続けていた可能性が示されていた。

 また、アクセルペダルは正常に機能しており、フロアマットに引っかかるような状況にもなかった。ブレーキは、前輪がオーバーヒートで摩耗していたが、後輪は正常。運転していた男性の説明との矛盾が大きいため、トヨタはさらに調査を続けるという。

 この問題については、米運輸省高速道路交通安全局(NHTSA)と、公聴会を開いた米議会下院の委員会も調査している。トヨタによると、トヨタの調査にはNHTSAの調査員と議員らも立ち会った。NHTSAの調査はまだ続けられている。
(引用終り)

写真:問題のプリウス
コメント
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