王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

帰宅難民 すし詰め状態 首都直下地震

2008-04-04 08:24:46 | 社会
帰宅難民200万人が3時間大混雑 もし首都直下地震なら(朝日新聞) - goo ニュース

昨日TVニュースを見ていたら「1平米に6人とは満員電車のすし詰め状態か暮れのアメ横を買い物して歩いている状態」で1時間に3-400メートル程度の距離しか移動できないと報じていた。
何の事かと見ていたら「東京都でM7.3の直下型地震が起きた場合」帰宅しようとする避難民である地区の道路が大混雑するという事らしい。

でも爺は何となく「日本人が大地震に襲われ逃げる時、すし詰め状態で2時間も3時間も歩くか?」と疑問に思った。
もしそんな状態が起きたら迫り来る火の手も有ろうし、我先に強いものが前に出るから弱いものは倒れ踏みつけられ圧死や怪我の二次被害が大きくないか?

勿論シュミレーションは中央防災会議という権威ある組織が東大教授を座長にして纏めたものだから爺の思いは下種の勘繰りである。

少し新聞で読んだがシュミレーションの与件は:
正午首都圏直下でM7.3の地震が発生
1397万人いた人口の1252万人が近郊の自宅を目指して移動を始める
差の145万人は土地の人で動かないのか死傷者なのか判らない
そして火災の発生や交通機関と道路の損壊により近郊に帰る主要道路の通行が制限され徒歩移動しか出来ないので隘路では上記200万人の「すし詰め状態」が起きるとして指摘したのであろう。
まあそんなにして帰ろうとする人は大変である。

さて関東大震災が三浦半島付近で発生M7.9 死者10万人 負傷者10万人
東京大空襲による死者約10万人
阪神淡路沖地震がM7.3で死者5500人
それとこれとは事情が違う、家屋の耐震性が向上、火災にも強い構造であろう。
中央防災会議(まあ政府のひも付きであろう)が一般的にシュミレーションした中に冬の風のある日に起きる地震では死者11、000人としている。そもそも政府が直下型地震で10万人も死者を予想したら非難集中だから予測値は最小値になるに決まっているのだよ。
この10倍が約10万人であるから爺の勘繰りは当たらずと言えども遠からずだよ。

もし防災会議のシュミレーションが正しければ時差避難なんてのんきな事を提言していないで「まづ最寄の避難指定場所に集合」「負傷者の救護「飲料水軽食の支給」「仮設トイレ」「もし帰宅が出来る体力があるなら、年齢別・性別・方面別など一時に多数の帰宅を防ぐルールを確立」しておかなければならない。
この話とは別に艦船による移送なんて訓練も有ったっけ。
この場合交通の規制は「消防・警察・自衛隊」が統合して強権を発動しないと混雑とそれによる2次災害を増やすばかりであろう。

もし強権の発動を好まない方がいるならM7.3の直下型地震が起きたら「都内に留まるのが賢明か近郊(の自宅)に避難が良いか」幅広い意見を聞く必要があるのでないか?
通行人200人のアンケートが元のシュミレーションより違う対策が見えるかもしれない。

朝日新聞:
首都直下地震の直後、約1252万人が自宅を目指して歩き始め、うち約201万人が満員電車並みの混雑に3時間以上巻き込まれる――こんな初めてのシミュレーション(模擬実験)結果を、中央防災会議が2日発表した。ただし、歩き始める時間を遅らせたり、混雑状況を広報したりといった対策で、混雑は大幅に解消できるという。

 防災会議の「首都直下地震避難対策等専門調査会」(座長=中林一樹・首都大学東京大学院教授)が、地震直後どう行動するかを200人に聴いた。その傾向を基に、東京湾北部を震源にマグニチュード7.3の地震が平日正午に発生するという条件下で、帰宅者の動きを予測した。(以下省略)
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