食の旅人

~ 食べることは生きること、生きることは旅すること、そうだ食べることは旅すること~
  野村洋文

デフレ不況と日銀

2012-02-14 06:13:31 | 日記
 先週の週刊新潮、藤原正彦の管見妄語に、非常に失礼な言い方だが、以前より自分が論じているデフレ脱却法と同様の記事が載っていた。。。


 普段は、立ち読みで終えるが、うれしかったので思わず買ってしまった。


 藤原正彦氏に関しても、現代、好きな論客のお一方である。


 作家、新田次郎のご長男であり、数学者にして文学者。


  特に、保守の論客としてのインパクトが最近は強い。


 以下、抜粋、、、、、、、、、


 「 今、もっとも責められるべきは財務省や財界、政府というより、日銀であろう。


  デフレ不況を十数年も放置してきた責任の大半は、日銀にあるのだ。リーマンショッ

ク以来、アメリカは通貨供給量を三倍に増やすなど、米英韓その他、主要国の中央銀行は

猛然と紙幣をすり、景気を刺激した。日銀は微増させただけで静観を決め込んでいる。


 ここ、三年間で円が、ドル、ユーロ、ウオンに対し、三割から四割も高くなったのは主

として、このせいだ。今すべきことは、日銀が数十兆円の札をすり、国債を買い、政府が

そのお金で震災復興など、公共投資を大々的に行い、名目成長率を上げることだ。札が増

えるから、円安にもなる。工場の海外移転にも歯止めがかかる。


 ここ14年間、経済的困窮による自殺者が毎年、1万人も出ている。 


 日銀は動かない。 」


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 虎の衣服を借りる狐。 再度言わせてもらう。


 海外のインフレによる物価高を国内で価格転嫁できず苦しい。つまり、国内がデフレか

 ら脱却していないのに、海外がインフレなので、外からのインフレ圧力で苦しい。


 デフレは、お金が少なくなっているのだ。。。


  お金をすればよい。 お願いします。  刷ってください。