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小学校3年生以来7年間自然体験活動に参加してきた子が高校生に

2025-03-15 05:28:49 | 日記

13日の夕方のことだ。
突然ラインが入ってきた。
「横手高校に合格しました!」
と。
鈴木君からだ。
合格は間違いなしと信じていたが、うれしくなりすぐに電話した。
鈴木君は、私が公職を定年退職、本格的に活動を始めて以来、7年間ずっと私が案内する活動に参加してきた子だ。
当初は、恐竜が好きだという話だったが、いつの間にかリアルな爬虫類や両生類に関心を持ち始め、自宅でもへびを飼うようになっていた。
彼は、3年生の頃から私にぴたりと付いてきては、すぐに不思議なものを見つける。
そして、すぐに何だろう?と考え、図鑑でしらべたり私に聴いてきたりした。
活動だけではない。
私が講師を務めた講演会や講座にも必ずといってよいほど足を運び、私の話を真剣に聞いてはメモをする。
中学生ともなれば、自然観察会など離れる傾向にあるものだが、彼は違っていた。
相変わらず、自分自身の生き物に対する興味を追求しているが、同時に人間的に大きく成長してきた姿がわかった。
それは、私へのサポートであり、小さな子に対して接する姿であった。
私の案内は、時々紹介したいものを解説できずにスルーしてしまうことがある。
彼は、それを後ろからさりげなく「先生、これもあるよ。」と指摘してくれたり私の足りない部分を補足解説してくれるのだ。
小さな子に対しては、生き物例えば爬虫類や両生類をわしづかみにしようとする子に優しく指摘する。
「それだと(爬虫類や両生類が)人の体温でやけどしてしまうよ。軽く乗せるだけでいいよ。」
というように。
小学生でやんちゃな子が山の中を私より先に走り出そうとするとすぐにその場に行き、「危ないよ。」と注意してあげるという姿も見られた。
まさに私の片腕、時には、私以上に活躍してくれるようになった。
彼が、中学2年生の時だ。
大人と一緒の観察会だったが、中学生で参加している彼の姿を見て、一人の女性が声をかけた。
「どうして、観察会に参加しているの。」
中学生で参加している姿が珍しかったのかもしれない。
彼はすぐに答えていた。
「もし、僕が観察会に参加していなかったらただのゲーム野郎になっていたと思うから。」
と。
ある観察会のことだ。

年下の子にへびのつかみ方を教えている姿に小学生が私に話しかけた。
「ぼくもお兄さんのように(小さな子に教えられるように)なりたい。」
いつの間にか彼は小学生からもあこがれる存在になっていたのだ。
もしかすると彼は、もともと特別に頭の良い子だったのかもしれない。
ご両親の育て方が良かったのかもしれない。
それは事実だろう。
しかし、そのことを差し引いても誰にでも鈴木君のように育つ可能性はあるのではないかと思うのだ。
それは、小さなころから仲間と共に自然に親しみ、しっかりとした大人から学ぶ(私を指しているわけではない)、わからないことがあればそのままにせずに調べたり質問したりするーごく当たり前のことだが、その積み重ねでいくらでも子どもは成長していけるのではないか。
彼の合格しましたという弾んだ声を聴きながら、強く思った。
彼が私の関わってきた活動に参加し続けて7年。
日数にして200日は超えただろう。
私も彼からたくさんの大事なことを教わった。
それは、知識だけではない。
年下の子や生き物に対する接し方、ひたむきに学ぼうとする姿・・・・
ある意味、彼は私の教師でもあったのだ。
感謝すべきは、私の方なのかもしれない。
彼の弾んだ声を聴きながら、我が子の合格のようにこの日は特別にうれしかった。


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