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自然体験塾そして本との出会いから~ある保護者の感想より~

2024-11-15 06:00:22 | 日記

とにかく子どもたちに自然体験をさせたいとの思いから始めた「釣りキチ三平の里自然体験塾」も4年目をほぼ終えようとしている。
また、同じ思いで書いた著書も発行から4年が過ぎた。
たっぷり豊かな自然環境に恵まれた子どもたちでも否恵まれているからこそあまりに当たり前過ぎて自然離れが進んでいるという現実に直面し、何とかしたいという思いが先走って、思うように活動が進まないこともあった。
参加者の数も延べ人数にしてみると4年間で600人は超える(7年間続けてきたわくわく科学工房や4年間続けてきた森っこ倶楽部主催の親子自然観察会を入れると1000名は超えるようだ)が、数値の割には、必ずしもその存在が知られていないのではという思いにかられる。
なぜなら、講演会で体験塾のことを聞いても名前を知らない方が少なくないからだ。
実際、時に参加者数が、5人にも満たず、これは実施する意味があるのかという迷いにつながることもあった。
それでも新聞や市報それにラジオといったメディアの協力を得ながら参加を呼び掛けた。
同時に、ちょうど4年前からコロナ禍に当たってしまった。
参加を申し込んでいても
「コロナにかかったから参加できなくなった」
あるいは「コロナが心配で参加できない」との連絡も入った。
ちょうどコロナが収まった翌年(昨年)は、熊(ツキノワグマ)騒動である。
熊がいるところには、子どもを連れて行けないとの声も聞いた。
自然体験の内容も試行錯誤の連続であった。
ただの散策と自然観察だけに終わらないようあれこれプログラムを考えてみた。
ただし、フィールドは、いわゆる観光地ではなく身近な里山の自然である。
身近な里山から川にも入ることにした。
川のありのままの自然を感じ、川の中に生息する魚や水生昆虫を探すためだ。
滝めぐりでは、滝つぼに見られるサワガニやキタオウシュウサンショウウオなど生き物探しに多くの時間を充てた。
春の自然観察では、まだ雪が融けたばかりの三平の里の釣り堀池でイモリ(アカハライモリ)探しをした。
体験塾の参加対象も1年目は子どもだけ、2年目以降は親子でも高学年なら子どもだけの参加もどちらでも良いことにした。
こうした順風満帆とはいえない体験塾で後押してしてくれたのは、主催者の力が大きかったが、なんといっても参加してくれる保護者や子どもの声である。
ちょうど先日、体験塾に参加し、併せて著書を読んでくれた保護者の方から感想をいただいた。
承諾を得たので紹介したい。

 
先生の著書、読ませていただきました。
土曜日は夜にスポ少の練習もあったので日曜日にゆっくり読もうと思っていたのですが、ペラペラと見たら面白くて結局最後まで読み終わりました✨
どのお話も面白く共感もさせていただき、読後はいいお話に出会えた充実感でいっぱいになりました。
子どもたちの自然の中での感性は大人の常識の中では無い、通り過ぎてしまった世界観なのですね、きっと。そういった感性も思うままにやってみるその好奇心も、改めて無くしたくない感覚だと思いました。
自然の中で生き物が子孫を残し強く生きていく姿はその生き物個々で自然と身について親から子へと伝わっていく、私たち人間は目まぐるしく変わる時代の変化に上手く合わせながら「親が」「先生が」言うことを信じたり信じなかったりしながら生活がどんどん変わっていく、どちらも間違いではないと思いますが、時代の流れに合わせて生き方が変わっていく人間は大変なのかな、とか思ったりもしました。
いろんなことをちゃんと見ることができる視点を無くさずに子どもにもいろんなことを教えていけるように、そんな親でありたいと改めて強く思いました
とても素敵な本に出会えました。
去年の4月自然体験塾のチラシを見て子供を誘った自分の判断を心から褒めたいと思います。
あの時の自分、エライ!
素敵な出会いに繋がる糸を掴んで先生と出会えて、真人山や狙半内川などの県南の自然に出会えて、本当に良かったです。
これからも親子共々よろしくお願いします


まだ、相変わらずの試行錯誤と迷う日々は続きそうであるが、保護者からの声に励まされながら少しでも前に進んでいきたい。
そして、何よりも参加した子どもが確かに変わってきたという現実は、これまでの苦労を忘れさせるものとなっている。
毎回のように参加してくれる子どものいきいきとした表情や姿が何よりも大きな励みとなっているのだ。


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