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50代半ばのあんなこと、こんなこと

85歳と77歳

2012年04月22日 | PENTAX Q
 名古屋市の伏見にある富士フィルムフォトサロンに行ってきました。
 今開催されているのは85歳と77歳の姉妹による個展で、今回で5回目を迎えます。
 高齢な姉妹の個展ということで、今まで何度か地元新聞に取り上げられていて、今回も4月21日の中日新聞の市民欄に大きく掲載されていました。
 会場が会場ですから、ある一定の水準以上の作品であることはお分かりいただけると思います。
 実はお姉さんとは四半世紀来の旧知の仲なので、今までの展示はすべて見ていますが、確実に以前よりお上手になっていました。
 お姉さんは水の流れをテーマに、少しユニークな作品、フォト川柳なども展示しておいででした。
 妹さんは正攻法の風景写真。ほとんど中判で撮られていました。
 あいにくの風雨のせいか、お客さんが少なかったので(それでも訪れた人々は口々に賛辞を述べてられましたが)、受付の横に座り込むと、3人で写真の話、昔の話などで静かに盛り上がりました。
 使用機材のお話などをお聞きしたのですが、お姉さんは Nikon F80 と Tamron の 28-300mm 1本で撮っているとのこと。もうマクロなんて重くて使えない、とおっしゃってましたが、そういえば彼女は以前 F100 とマイクロニッコール 105mm を使っていた事を思い出しました。その頃より体力が衰えたことを知り、歩く姿も足腰が弱ってきたように見え、さみしく感じましたが、同時に 28-300mm はお年寄りの強い味方であることも認識しました。こんな人がいる、と Tamron に紹介したい気持ち。
 妹さんは以前から PENTAX 645II を使っていて、そのお歳でそんな重い機材をよく使うなあ、と感心していたのですが、今回はデジタル写真を2枚展示されていました。カメラは Canon EOS 5D MarkII と EF24-70mm F2.8L。これは風景用のセットで、そのほかにスナップ用として7D と EF24-105mm F4L をお持ちだそうです。望遠ズームについては聞き忘れましたが、なんだかカメラ屋さんに言われるがままに機材を買っているような気がして、忠告しようかと思いましたが・・・、でもそれらを使いこなしているんですから大したもんです。私なんかメインが APS-C サイズだし、フィルムは金がかかるしプリントの調整が大変だからイヤだとか言ってるし・・・。



PENTAX Q
02STANDARD ZOOM

 右がお姉さん、左が妹さん。
 ぜひとも来年もやってほしい。
 (背後の写真はフィルムの作例で、彼女たちの作品ではありません)



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