健康楽園。

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ジューンブライド。

2008-06-07 | 読んでみた。finding.
6月になってしましました。
今年も、半分近く経過しちゃったなーーーー!!!
6がつは、結婚式の多い月。以遠・社内同士の結婚披露宴に招待され、新婦側主賓、富士宮のお寺の住職さんのご祝辞が心に残っています。
「中国には、中華思想の根幹となった古い本があります。四書といって、論語・孟子・中庸・大学、といいます。そのまた本になった世界最古の歌謡、いまから3000年以上前紀元前1050年くらい、西周王朝時代、詩経という歌集が編纂されています。そこに、まことに婚礼にふさわしい1篇の詩、6月の季節にふさわしい歌があります。305編の中からの一編「桃よう」です。
桃のようようたる。灼灼(シャクシャク)たる其の華。
之の子、ここに帰ぐ(トツグ)、その室家に宜しからん。
桃のようようたる、其の葉 秦秦(シンシン)たり
この子、ここに帰ぐ、其の家人に宜しからん。
若い桃は、6月完熟します。桃は古来、魔除けにも使われ、実は毒消し、桃の木で作った弓矢は当たるとされ、とても縁起のいい果実でございます。
新妻を、若い桃になぞらえ、これからの娘さんの幸せを願っています。
6月の桃の葉は、秦秦と、青々と見事に新緑の命を発散していて、本日の花嫁のようです。
素晴らしい、花嫁を愛でる意味と、その結婚が円満で幸せなものであるよう祈願する歌でもあります。
結婚には、切るとか分かれるとか、いわゆる忌み言葉があります。
ここでは、嫁ぐという言葉が、帰るという文字・忌み言葉で表現されているように見えます。
これは、お嫁さんが、これからは、嫁ぐ家が、本来・本等の住家になることになりますから、育てていただいた家から、本来これからの家に帰るのが、本等の結婚であるという意味から帰るという言葉が使われています。
ぞうぞ、ご両家も、新家庭も幸せを重ねられますようお祈り申し上げます。
おめでとうございました。」
という内容でした。
もう、うろ覚えですが・・・・・・・。
いま、宇野直人さん講師で、NHK「漢詩を読む」講座開いています。
詩経は、最初に3週に渡って紹介されています。
無論・この歌も入っています。
白川静さんの解説もわかりやすい!!

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