健康楽園。

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イタリアで大の字。

2011-07-11 | 読んでみた。finding.
イタリアで大の字―さおり&トニーの冒険紀行
クリエーター情報なし
ヴィレッジブックス
「ダーリンは外国人」シリーズで人気の小栗左多里さんとトニーラズロさん夫婦が、いよいよ旅行記に挑戦です。
旅行記の楽しさは、行ってみたくなるような楽しい情報がたくさん頂けるか否かにあります。
その点では、期待以上の旅行記ですし、なんでもやってみるという二人の姿勢がほほえましい!!!!
フィレンツエでは、中世料理を体験。
イタリアでの1000年ー1380年ルネッサンス前には、イタリア料理にはトマトや芋類が無くって、ラザニアのような生地にチーズ、かぼちゃ、にんじん、ほうれん草、木の実などを挟んで食べたりしていたとか、細長いパスタをつくったのはレオナルドダビンチだったなどが漫画で紹介されますから楽しいです。
リゾットを作るのにも二人で挑戦、漫画図解が嬉しいです。
ローマのパスクイーノ広場はナヴォナ広場に近く、小さな石像が立っています。政府や世情批判が難しかった時代、風刺詩を、この像にはりつけることが流行して、この像が「物申す像」となり、風刺を意味するパスクイナータという言葉もここから誕生したとか、、、、。
ナポリでは、モッツアレッラチーズを実際に、悪戦苦闘しながら成形する様子がおかしい。
カメオ作りにも挑戦します。
サルディーニア島では「テノーレス ディ ピッティ」という3000年以上前から島に残る発声のスタイルに挑戦。
モンゴルのホーミーみたな歌い方で、口を開けないに歌う発声法。羊のような家畜の声を真似て出来た発声法だとも言われています。
「ラ モーラ」という、日本でいう数拳みたいなもので、1(ウーノ)から10(ディエチ)、サルディーニア語ではウヌからモーラまでの数を自分の指で示しながら 相手の示す数を予想して合計数を言い当てる遊びです。
イタリアの町再発見できる楽しい案内書です。

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