健康楽園。

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割り箸。

2007-07-10 | P&E
外食産業大手の「和民」さんが、割り箸使用を中止したとか!!!
最近は、竹製も割り箸を出されることも多くなっていました。先日行った沖縄では、基本的に丸い長い、塗り箸で、洗って何回も使えるような習慣になっています。
箸って、タケカンムリの字ですから、もともとは竹製だったのかしらん???
中国も、基本的には沖縄みたいに再生可能な丸箸が基本ではないでしょうか?
日本では聖徳太子の時代から箸が使われていたようです。バラバラになっている箸を使っては洗い、反復使用していました。
現在のような2本がくっついた使い捨て型が出現したのは、うどん屋やそば屋など外食産業が増えてきた江戸時代です。
「あの店は、箸をきちんと洗ってなくて不衛生」というデマを飛ばされたうなぎ屋の主人が考案したという説もあります。
いまや割り箸の消費量は、年間一人当たり210膳、総数で250奥膳に上る。
日本の場合、廃材からの、割り箸生産がほとんどで、わざわざ割り箸のために木を伐採していなかったのですが、他産業と同様・コストの安い海外輸入に移り、現在では97%が中国からの輸入に頼っています。
ただ、中国では、材木を丸ごと使うために、次々と森林を伐採していったため、自然環境のメカニズムを破壊してしまいました。
はげ山が続出!!
大洪水の原因になるなど、社会問題化してきました。
そこで、育つのに30-40年かかる木でなく、地下茎のため無尽蔵に取れる竹製の割り箸が増えてきています。

日本でも、割り箸の自給自足ができるくらい、林業対策を進めて欲しいし、「和民」さんの決断には拍手を贈りたいです。
村岡農水相・赤城農水省では無理か????

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