健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

鈴木共子さん。

2011-06-29 | 読んでみた。finding.
東日本大震災では、今、死者 不明者の何倍もの家族 近親者らが「理不尽な死」と向き合っています。
未曾有の災難からどう立ち直ればいいのか?
鈴木さんは被災地にも足を運んでいます。

自身。夫を病でなくし、この子だけは失いたくないと願って生きてきましたが、11年前早稲田大学に入学したばかりの一人息子を飲酒 無免許の暴走車に奪われてしまいました。
耐え難い絶望、事実を認めたくないという思い、身動きできず 食欲皆無 どうして救えなかったのかという自責 決して許さない敵討ちしてやるという憎しみが心の支えだった時期も、、、、、。
世間の無関心を憤ったことも、、、。
そうした過酷な時間を経て息子の死を無駄にすまい 息子の分まで生きよう と、自分が生きる意味を見いだしていったんです。
現在 東京日野市の廃校に「いのちのミュージアム」を開館。
事件や事故でいのちを絶たれた人たちが等身大のパネルになってメッセージ 命の尊さ 重さ を発信しています。

息子零さんの死は映画「0ゼロからの風」にもなって、母親の鈴木さん役で田中好子さんが主演をしました。
田中さんは「天国で被災された方のお役に立ちたい。それが私の務めだと思います」という最後の言葉を残して旅立ちました。

生きる力を取り戻すには何が必要なのでしょうか。
それは失った大切な人は新たな命を生きていると信じることなのです。とも書かれています。
「息子は命の大切さを伝える旅をしている。」と、想像したそうです。
そんな思いを回りに伝えて共感してもらえば癒され 励みになる。
物語は私たちが生きていくための一つの答えではないか。
生き抜いて欲しい あなたは一人ではないのだから、、、、。

息子さんと同じ早稲田大学に入学2007年卒業しています。
そして、市民主導による「危険運転致死傷罪」2001年創設に尽力しています。
何故、政治家が刑法 法改正をしないのか???
いまも菅首相下ろしばかりで、議員は国会で議員立法して日本を良くすることを国民から委託され憲法で規定されている立法府なのに、他人を批判するだけの現在の政治。
なにも決まらない現在が情けない。

鈴木さんを、しっかりと、見習って欲しいです。

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