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のぼうの城。

2008-12-02 | 読んでみた。finding.
のぼうの城
和田 竜
小学館

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和田竜さんの小説・初めて読みました。
20万部突破!!!!今年のナンバーワン!!!!
石田三成三万の軍勢に、たった三千で立ち向かった男がいた。
という、宣伝文句に誘われました。
一気に読みきってしまう面白さです。
豊臣秀吉の、全国制覇、北条攻めの時代が背景です。
北条氏の家臣・成田家の城攻めを、天下の切れ者、石田三成が攻める。
初めての実戦に意気込む三成。

「のぼう」とは、でくのぼう・のことで、一見愚鈍な、成田長親が成田城を守りきる。
後に関が原で散る三成のひととなりも城攻めの段階で明らかになります。
この辺の描き方も見事!!!

のぼう様は、百姓仕事も手伝おうとするが、農民からは「役に立たない」からと、侮られている存在でもあります。
百戦錬磨の関東武士・家老たちの爽やかさも、見事です。

さて、圧倒的な大軍を見ると、降伏を成田当主から、命令されていても、意気高い関東武士たちは迷います。
降伏のための特使の態度。
のぼうの決意。三成の焦り。とうとう秀吉との密約を破ってまでの戦争に突入!!
大軍の城攻めを跳ね返す・のぼう軍が見事!!!
水攻めも跳ね返す。
その、絶望的な状況からの脱出は、、、、、、、、アッと言わせる。
そして、小田原城が先に落ちると、降伏へ、、、。
その降伏の条件が痛快!!!
読んで面白く・爽やかに教えられます。

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