健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

霧の橋。

2009-03-14 | 読んでみた。finding.
霧の橋 (講談社文庫)
乙川 優三郎
講談社

このアイテムの詳細を見る
始めて読んだ、乙川優三郎さんの小説。
第七回時代小説大賞受賞作です。
時代小説には、司馬遼太郎さんという巨人がいらっしゃって、まさに金字塔のかずかすはすばらしい!!!
一方・山本周五郎さん、藤沢周平さんと続く、流れ・伝統があります。
市井の方々の人情を描いた・一連の小説。
英雄でなく、悩み苦しむ主人公の心情を温かく描いた作品。

まさにこの物語も、その系譜のうえにあった作品でした。

武士を捨てて、紅屋の主人となった主人公。
父の死から、大店の陰謀など、すべての複線が見事に・絡み合って、終盤の浄化に向って突き進む!!!

読後感は、極めて良し!!!!!
これから、少し乙川さんの作品!!!読んでみよう!!!!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ソウルコレクション。 | トップ | 人は現在よりも将来の希望に... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読んでみた。finding.」カテゴリの最新記事