健康楽園。

健康に関する情報・提案を主にする。

病院の品格。

2008-09-13 | 読んでみた。finding.
医師ではなk、大学病院の教授さんとして最近脚光をあびている川渕孝一さんです。
系統だって、病院の評価を始めた方です。
欧米では、格付け・ランク付けが進んでいるのに、何故か日本は遅れています。
患者さんは、どこの病院が、どんな疾患に最良の治療をしてくれるかを、とっても知りたいのではないでしょうか??
いろいろな指標から病院の機能を評価しています。
7、8年前の日経新聞に掲載されたランキングですと、ベスト5の中に聖隷浜松病院を筆頭に、静岡県のある病院が3つも入っていたのが印象的でした。
いまは、どうなっているんでしょう!!!

この本は、まずは、病院の経営実態を明らかにしています。
そして、治療内容との相関関係。

DPC病院が350を超えてきて、その・病院の定義も、判っていそうで・わからないブラックボックス。
療養病床・感染症病床・・などが、何かも明確にしてくれます。

そして、川越胃腸科病院が40ベッドで90人のスタッフで、とてもいい医療をしている実例。
香川県・坂出市民病院は、どうやって、赤字病院から脱却したか!!!

救急車の救急救命士の機能への疑問・プレホスピタルの在り方・問題点を抉り出してくれます。
入門書として、とても読みやすい本です。
コメント
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