トヨタ自動車が自動車レースの世界最高峰、
フォーミュラワン（Ｆ１）から今年限りで撤退を発表しました。
０２年からＦ１に参戦しており１２年まで継続する方針を示していたのですが、
世界的不況により２期連続の赤字となる見通しで、
これ以上の費用負担は難しいと判断。
ホンダも昨年限りで撤退しており、
日本の自動車メーカーが完全撤退することになってしまいました。
Ｆ１参戦には、運営費や車両製造費などで年間数百億円かかるようで
国内外の新車販売支援策などで業績は最悪期を脱したとはいえ、
依然として膨大な過剰生産能力を抱えて営業赤字となる見通し。
７月には傘下の富士スピードウェイでのＦ１開催の撤退も表明。
Ｆ１撤退によるコスト削減を決断したようです。
先のアブダビＧＰでは小林可夢偉が参戦２戦目にして
６位入賞ポイント獲得と言う明るいニュースでシーズンを
締めくくったばかりなのに・・・
今後はＦ１チームのメンバーらの雇用を守るため、
チームの譲渡などを検討との事。
日本の自動車メーカーの撤退は将来有望な日本人ドライバーにとっても
大きな影響を与える事でしょう。
ウィリアムズ・トヨタの中嶋一貴も来シーズンの
ドライバーズシートを失ったばかり。
来シーズン日本人ドライバーの活躍が見られるかどうか？
今後の動向に注目したいと思います。
モーターショーでトヨタのＦ１の実車を見たばかりなのに
撤退だなんて寂しいなぁ・・・
Ｆ１とハイブリットカーって真逆を行ってるからなぁ・・・