極☆ヒロ

ヒロシの徒然なるおバカ日誌です。

あれから4年!!

2006-02-11 | ヒロシの独り言

今日2月11日は母の4回目の命日で墓参りに行って来ました。
生きていれば54歳、早過ぎる死でした。
病名は急性骨髄性白血病。
しかもタイプが何万人に一人かのタイプで非常に難しいと宣告されました。
たまたま民間の健康診断で、胆嚢にポリープが出来て手術をする事になり、大学病院に入院した所、
白血病だと診断され、家族は皆愕然とした事を今でも憶えております。
なんで母がそんな事に・・・誰も現実を受け止める事が出来ませんでした。
この時から3年間、うちの家族は悲劇のどん底まで付き落とされるのです。
実はこの時父も肝臓ガンになっており、母の方が重大だといい入院しなかったのです。
これが後に響いてくるのですが・・・。
話は母に戻りますが、白血病はこれと言った原因が分からず、現代の医学では完治は難しい
とされております。
故夏目雅子さんや最近では本田美奈子さんが同じ病気で亡くなられておりますね。
血液のガンとも呼ばれ、抗ガン剤治療、骨髄移植、無菌室治療と、とってもハードな治療を受けても
なかなか治らない病気なんです。
母は出来る限りの治療を約半年間行いましたが、治る事はありませんでした。
あと4年生きていてくれれば可愛い孫を見ることが出来たのに・・・たった4年・・・
母自身小さい頃に母親を32歳で亡くし、自分には母親の記憶がほとんどないから、
自分が親になったら、精一杯子供達に母親らしい事をしてあげたいと語っていました。
その為か外食などほとんどする事なく、すべて手料理で、ケーキやクッキーを焼いてくれたり、
服を作ってくれたりと、すべての面でたくさんの愛情と優しさをもって僕ら妹弟を育ててくれました。
また子供が大好きだった事もあり、公文の先生をしたり、料理を教えたりしておりました。
そんな子供好きの母に孫を見せたらどんなに喜んでくれただろうか。
叶わぬ願いですが、気持ちだけでもと、今日お墓の前でしっかり報告して来ました。
きっと天国で父と一緒に見守ってくれてると思います。
お盆ぐらいには息子を連れて墓参りに行きたいと思います。
うちの奥さんも産まれる前から手作りの物をたくさん作ったり一杯の愛情で育ててくれると思うので、
僕も父や母に負けないぐらいの愛情を注ぎたいと思います。
 


退院前日

2006-02-11 | ケイコの育児日記
これは出産した時に病院でメモ帳に書いていた記録を後日した日記です。



朝からヒロシが来てくれた。
その後、妹弟達と義母さんのお墓参りに行った。

午前中、真裕の診察があった。
何の問題もなく、体重も3100gに増えていて一安心。
私も傷の消毒をしてもらい、搾乳機の相談をしてみた。
手動のサンプルを貸してもらえるとの事で早速使ってみる。
母乳を吸わせる前に使用すると吸いやすくなる様だったので購入する事に。
少しでもおっぱいを飲んでもらえるように頑張りたい。
でも真裕はやっぱりおっぱいを吸わせると怒ってしまう。
哺乳瓶だとグングン飲んでくれるのに・・・。ついイライラしてしまう。
もっと根気よく頑張らなければ。

今日は3回ミルクを上げた。仕方ない。焦らず頑張ろう。
今日はお昼にヒロシの妹弟達、午後私の友人夫婦が遊びに来てくれた。
友人夫婦の子供は4月生まれで真裕と同級生なのだが、そうは思えない程大きい。
こんなに小さいのは一時なんだなぁと実感。
手は掛かるけど楽しんで育てよう。
この小ささは今しか楽しめないのだから。
きっと気が付いたらすぐに大きくなってしまうのだろう。

明日はいよいよ退院。3人の生活が始まる。
不安でもあり楽しみでもあり・・・楽しめるよう頑張ろう。
ヒロシがいてくれるからきっと大丈夫!!