恋するジェネレーション
ある、両親の居ない、双子の姉妹が幼い頃に
一人は養女に貰われて行き、もう一人は児童施設で育った。
統営（トンヨン）の児童施設で育ったウンビ（キム・ソヒョン）
は、施設の年下の子供達の世話をやく、優しい高校生だった。
ある時、同級生に虐められていた、生徒を助けたことで
その後、ウンビが虐めのターゲットにされた。
意地悪いカン・ソヨン（チョ・スヒャン）が取り巻きを
引き連れて、ウンビを虐め続けた。
そして、ついに退学にまで追い込まれてしまう。
辛さに耐えかねたウンビは、死を決意し川に飛び込んだ。
一方の双子の姉、コ・ウンビョルは養母に大切に育てられ、
成績優秀なソウルの名門私立校セガン高校２年生だ。
セガン校の修学旅行で統営（トンヨン）に来たが、
その日コ・ウンビョルは友達のまえから、姿を消した。
行方不明になったウンビョルを先生や生徒達が探したが
見つからなかった。
翌日、ウンビョルは助けられたが…意識不明で…
数日後、心配する養母の見守る病室で目覚めたが…
何も、覚えていなかった。
幼なじみのハン・イアン（ナム・ジュヒョク）が
心配をして説明をしてくれたが、無反応だった。
本当に何も覚えてないんだね。大丈夫だよ。
僕が思い出す手助けをするからね。
やがて、退院し、学校に通い出したが、
仲の良い友達の事も、初めて会う人に思えた。
先生が一時的に記憶を失ったと、説明し、みんなも
ウンビョルに協力するようにと、云った。
同じクラスにセガン校の理事長の息子ユン・テグァン
（ユク・ソンジェ）がいるが、彼は父親を
憎んでいて、反抗し、いつも授業をサボっていた、
授業中も眠って、聞いてなかった。
そんな彼が、記憶を無くしたウンビョルに
興味を示したのだ。以前の彼女だったら、全く
ユン・テグァンを見下して、相手にしなかったのに、
今のウンビョルは何か違う…優しいのだ。
そんな時クラスの同級生ヨンウンの母親のネックレスが
ウンビョルのロッカーから、見つかり、ウンビョルは疑いを
かけられた。記憶の無い彼女には反論出来ない。
君は盗みをする人間ではないよ。とイアンが慰めるが…
ヨンウンの母親は学校暴力自治委員会を開くことを要求し、
やがて、生徒達に聞き取り調査が始まったが、結局、
当人のウンビョルに記憶がないので、結論は出なかった。
全国大会で初めて取ったメダルをあげるという、昔の約束を
果たすために、イアンはウンビョルを呼び出すが、
テグァンと仲良い姿を見てしまい、彼女に会わずに家の門に
メダルを掛けて帰った。
ある日、統営のヌメリ高校でウンビを虐めていたソヨンが
転校してきた。そこでウンビョルを見て驚くが…
彼女はウンビではないかと疑う…ヌリ校の事を話し、反応を見た。
（ウンビョルは少しずつ、記憶が戻ってきていた…そして
自分がウンビだと、気が付いた。）
偶然、それを聞いていたテグァンは父親に留学を勧められていたが
学校に残る決意をした。
その後、ウンビョルにウンビの筆跡鑑定をすると脅すソヨン、
それを見たテグァンがウンビョルを助け出し、バスに乗る。
その後、ウンビのウンビョルは養母ミギョンに打ち明けた。
自分は双子の妹ウンビだと…
ミギョンもウンビョルが居なくなったとき、養護施設（愛の家）に
訪ねて、双子の妹ウンビのことを知っていた。
だから、驚かずに受け入れられた。ウンビョルが死んだのは
悲しいが、ウンビをこのまま娘として育てようと決めた。
ウンビョルの記憶と自分の記憶が一致せず、イアンは疑問を抱く…
いくら記憶が無くても、あの我が儘な強気な彼女の性格が
こんなに変わる物かと、とにかく、優しくなったのだ。
テグァンに止められていたのに、ウンビはだまし続けるのが
辛くて、イアンに打ち明けた。ウンビョルではないと。
ウンビョルの死にショックを受け、ウンビを受け入れられない彼…
一方、統営のヌリ校での虐めでウンビを自殺に追い込んだ犯人だと、
知られたソヨンは、ウンビが生きていると暴露することを
知ったイアンは阻止しようと、
水泳大会の会場から、飛び出し、車にぶつかってしまう。
痛めていた肩をぶつけて、致命傷を負ったイアン、
大会出場どころか、選手生命の危機に陥った。
心配をするウンビをイアンは避けた。
冷たくされてもウンビは彼が許してくれるまで
彼の家に行き手助けをしたが…
素直に受け入れられないイアンだった。
辛いウンビをテグァンは見守った。
