今、『おわら歌碑めぐり』を書き終えて思うことは、この記事を読んで実際に巡ろうと考える人があったとしても、目的地には到底達し得ないだろう、ということである。
歌碑までの経路を言葉のみで記述しているので、はっきり言って八尾の町がわかっている人でないと、読んでみてもどこがどこだかわからないだろう。
じゃあ、八尾の町のことならわかるよ、という人ならどうか。
この駄文を読まなくても、きっと歌碑めぐりが出来てしまうことだろう。
結局また、中途半端なものを世?に送り出してしまった、と今に至って反省しきりである。
中途半端ついでに、どの順番で回ると一番効率がよいか、などと考えてみた。
一応地図ソフトで距離などを計測しながら導き出した答えが次の通りである。
起点は例によって町民ひろばのゲート前だ。
町民ひろば→「1」(1.87㎞)
「1」→「2」(1.31㎞)
「2」→「27」(0.11㎞)
「27」→「4」(0.53㎞)
「4」→「5」(0.22㎞)
「5」→「3」(0.09㎞)
「3」→「23」(0.16㎞)
「23」→「7」(0.42㎞)
「7」→「25」(0.21㎞)
「25」→「6」(0.13㎞)
「6」→「8」(0.64㎞)
「8」→「9」(0.13㎞)
「9」→「26」(0.07㎞)
「26」→「13」(0.05㎞)
「13」→「11」(0.25㎞)
「11」→「28」(0.08㎞)
「28」→「12」(0.1㎞)
「12」→「16」(0.17㎞)
「16」→「18」(0.37㎞)
「18」→「19」(0.39㎞)
「19」→「24」(0.11㎞)
「24」→「20」(0.15㎞)
「20」→「21」(0.38㎞)
「21」→「17」(0.2㎞)
「17」→「22」(0.21㎞)
「22」→「15」(0.1㎞)
「15」→「14」(0.13㎞)
「14」→「10」(0.16㎞)
「10」→町民ひろば(0.42㎞)
全行程9.16㎞である。
周りの景色やお店に気を取られることなく、ただただ一心不乱に歌碑めぐりに専念すれば、まぁ3時間ちょっと位で回りきることが出来る。
きっと・・・。
おわら歌碑めぐりを記すに当たっての参考文献は次の通り。
富山大学教授 坂井誠一監修 八尾町史編纂委員会編
『八尾町史』 八尾町役場 昭和42年
富山大学教授 坂井誠一監修 続八尾町史編纂委員会編
『続八尾町史』 八尾町役場 昭和48年
北日本新聞社編集局編
『越中おわら社会学』 北日本新聞社 昭和63年
成瀬昌示編 『風の盆おわら案内記』 言叢社 平成3年
森 清松著 『富山の文学碑』 北国新聞社 平成2年
高橋 治著『風の盆恋歌』 新潮社 昭和60年
『林秋路板画集 新装版越中おわら風の盆』 未來社 平成10年
『越中おわら』 富山県民謡越中八尾おわら保存会 平成21年
『越中八尾民謠おわらぶし』 富山県民謡越中八尾おわら保存会 平成21年復刻
『越中八尾いろは絵図(上新町編)』 平成2年
『越中八尾いろは絵図(諏訪町編)』 平成3年
『越中八尾いろは絵図(鏡町編)』 平成5年
株式会社 玄 政所利子 企画・編集・監修
『越中八尾十景マップ』 八尾町商工会女性部
『おわら歌碑めぐり』 越中八尾観光協会
なお、大変失礼ながら、本文中の人物名は全て敬称を略させていただいた。
おわり
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