いっぷくしょまいかいね

いっぷくしてから それからまた やろまいかいね

おわら公民館めぐり 天満町へ 3

2012年01月26日 | 富山

さて、美容院の所の交差点で、改めて周りを見回してみましょう。

まずは「2」でも紹介した「坂のまち大橋」
奥に見えるのは別荘山です。

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おわらの歌詞にもあります。

~ぽんと出た別荘山から出たでた月が
おわら踊りにオワラうかれ出た~
(小杉放庵作 八尾八景「別荘山の明月」)

おわら節五文字(ごもんじ)冠り(普通のおわら節の歌詞より上の句が五文字多い)の名作です。

おわら節は上の句、下の句をそれぞれ息継ぎなしで唄い上げますので、歌詞が長くなればなるほど難度が高くなります。
以前にも書いたかもしれませんが、もはや記憶にありませんので再掲になるかもしれませんが、正調?のおわら節の歌詞を文字数で表すと、

「七 七、 七 オワラ 五」

となりますが、五文字冠りになりますと、

「五 七 七、七 オワラ 五」

更にこの他「字余り」といって、

「七 七 七 七、七 オワラ 五」

とか

「五 七 七 七 九?・・・」

とか余所者の私には文字数の計算ができなくなってくるようなものまであります。
この辺の違いは毎月第二、第四土曜日に曳山会館内のホールで行われる「風の盆ステージ」で詳しく説明されていますので、ご覧になればご理解いただけるものと思います。

さて、この「坂のまち大橋」を渡っても天満町に行くことができますが、町中を通っていくことにしましょう。
左側の道は旧町とは逆方向になります。

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林盛堂の玉天を購入したい場合はこちらに進みますが、天満町へは右の道を選びます。

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