2009年9月1日撮影
若しや来るかと窓押しあけて
見れば立山オワラ雪ばかり
小杉放庵
『八尾四季」の冬の唄である。
合同の坂を上ってなりひら通りに出るまでは「17」と同じ経路を往く。
違うのは、なりひら通りで右折せずに横切って、まっすぐ蟹沢(かんざわ)通りを抜けて、さらには諏訪町本通りも横切って城ヶ山公園への石段を上っていくことだ。
その長い階段を上りきると池の広場があり、池を巡っていくと駒利山への登り口がある。
石段の傍らにこの歌碑は建っている。
今年曳山会館で頂いた『おわら歌碑めぐり』のパンフレットに、小さくこの歌碑の写真が載っているが、周囲に何もないところでぽつんとこの歌碑が建っているような様子で写っている。
今はこのようにツツジ?で半分見えないような状態である。
7~8年前、曳山の時期に八尾のお店に入ったら、城ヶ山公園のツツジが見頃だと教えていただいた覚えがあるが、その時は上らなかった。
その後、同時期に上った記憶はあるのだが、丁度その時、東新町地内の角回しの時だっただろうか、怪我人が出て救急車が出動したのを山の上からだか、城ヶ山の石段だったかで見ていた。
合同の坂の方からずーっと赤色灯が町中を動いていて、諏訪町本通りを通っていくのを見えたのを覚えている。
その印象が強かったせいか、ツツジが咲いていたかどうかの記憶は欠落している。
今年の曳山には仕事で行けなかったが、来年は上ってみて開花状況を確認したいと思う。