午前9時30分、曳山の曳出しが始まりました。
引廻しの順位は毎年変わり、今年は東町・今町・下新町・西町・上新町・諏訪町の順番で進みます。
その運行経路ですが、これも二通りあって毎年変わります。
西町→上新町→西新町→東新町→諏訪町→東町→今町→下新町と進む「西上り」
東町→諏訪町→東新町→西新町→上新町→西町→今町→下新町と進む「東上り」ですが、今年は「西上り」です。
「ほうりきっのみっつのようかんぼうっ それーっ!」
独特の掛け声とともに曳山が曳かれる(同時に押してもいますが)のですが、聞名寺の境内地を出るとすぐに丁字路になっていますので、いきなり角回しが必要です。
「西上り」の年は右に、「東上り」の年は左にです。
しかもまたすぐにそれぞれが始めに回したのとは逆方向に回らなければなりません。
そう、進行方向がいわゆるクランクになっているのです。
ですのでここで見てると、迫力ある角回しが短距離の間で連続して見られるのです。
聞名寺から出て右に回したところです。(「ここから」の標識の左奥が聞名寺です。)
これから左に回します。
つづく