平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い794 対テロ、「共謀罪」より憲法9条がカギ 

2017-05-24 10:21:52 | 日記
    平和への希い794 戦後72年 
    対テロ、「共謀罪」より憲法9条がカギ 2017.5.24.
22日、厳戒下に、英国・マンチェスターのコンサート会場で、自爆テロ。22人が亡くなり、多数の負傷者
を出した。8歳のお子さんも犠牲になられたとのこと。
犠牲になられた方や負傷された方々には、心からお悔みとお見舞いを申し上げます。
3月、英国会周辺で5人が亡くなるテロが起きたばかり。
今回のテロは、いわゆる「ソフトターゲット」(多くの人が集まり、警備しにくい繁華街やコンサート会場等)
でした。

東京オリンピックやラグビー等ビッグイベントが控えている日本、心配です。
昨日、安倍政権は「共謀罪」法案を衆議院で、数の論理で通過させた。テロ等準備罪を法制化して、テロを
準備段階で防ごうというのです。趣旨は解るが、野党も言論界などは「テロ等準備」を拡大解釈して、戦前の
「治安維持法」のように政府に反対する「一般国民」を、取り締まるために使われそう、ということで議論が
煮詰まっていないと反対しています。

共謀罪法案が成立しても、テロは無くならない。対症療法でしかないからです。対症療法も必要ですが、
根本的にテロを無くすことも同時進行させる必要があります。確かに、人権を無視した圧政をやめさせる努力
や、若者の貧困対策なども必要ですが、圧政に対する反対行動でさえも、

先ずは、『武力による紛争(戦争)解決という手法』を止めることです。
武力による紛争(戦争)によって、日常生活が破壊され、命の危険に晒され、「ウラミ」骨髄、怒り心頭。
恨む相手に対して、抗議しても改善されない、まともにぶつかるほど、武器も武力もない。
ヤケッパチにならざるを得ない心に、「宗教的大義名分」とか「国家の為の大義名分」など吹き込まれ、
自爆テロやかつての「神風特攻隊」など、潔しとして殉じて行くのです。

米主導の理不尽な「イラク戦争」以後、テロは一段と凶暴になり、拡大しているのです。
武力で抑えようと、空爆だ、せん滅作戦だと「武力にものを言わせ、イキガレばイキガル程」テロはひどく
なるし、今回のように「ソフトターゲット」まで広がって行くのです。

憲法9条の通り、「紛争解決のために武力を使わない」ことが、テロを無くすための大きなカギなのです。
ウォーキング中に出会った花々です。

5月24日「今日は何の日カレンダー」より
ゴルフ場記念日
▲イギリス人初めてアメリカ移住(1607)▲独眼竜政宗没70歳(1636)▲老中・松平定信、寛政異学の禁(1790)
▲モールス、モールス信号を初発信(1844)▲日本初の盲あ学校、訓盲唖院開校(1878)
▲12歳以上の男女混浴の禁止(1900)▲日本初のゴルフ場「神戸ゴルフ倶楽部」オープン(1903)
▲日本商工会議所が創立(1928)▲プロ野球で延長28回の珍記録(1942)▲年齢を満で数える法律公布(1949)
▲天皇が蔵前国技館で初めて大相撲を観覧(1955)▲売春防止法公布(1956)
▲太平洋岸にチリ地震津波襲来(1960)▲婦人解放運動の平塚らいてう没。85歳(1971)