平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い325 戦争に正義なんて無い

2016-02-02 10:39:05 | 日記
平和への希い325 戦後71年 
   戦争に正義なんて無い    2016.2.2.

2月2日は。「今日は何の日??カレンダー」より。
▲日本初のバスガール登場(1920)
▲戦後、禁止されていた国際航空業務が再開され、日本航空の初の国際線、
 東京~ホノルル~サンフランシスコ線が就航(1954)
▲米ヴァージニア州で黒人と白人の共学が実現(1959)
▲元陸軍軍曹・横井庄一さん帰国(1972)
▲第11回冬季オリンピックが札幌で開催(1972)

1972年2月2日に、元陸軍軍曹・横井庄一さんがグァムから帰国。57歳だった。
戦後27年間、グァムのジャングルで自給自足の生活。
軍事教育を受け育った横井元軍曹は「生きて本土へは戻らぬ決意」であった
ため、帰還した羽田空港で、「恥ずかしながら帰って参りました」。
2年後には、フィリピンのルバング島で戦後30年間作戦行動を続けていた小野田寛郎
さんが帰国。
『戦陣訓』の「本訓 第八 名を惜しむ」で、
「生きて虜囚の辱を受けず、死して罪禍の汚名を残すこと勿れ。」
が、お二人に染みついていたのでしょう。


昨日(2月1日)、傾聴ボランティアで99歳の方が、中国での戦争体験をお話し下さ
いました。塹壕で戦っていた隣の戦友が敵弾に打ち抜かれ斃れたこと、命令されて中国の
人達に対して行わざるを得なかった残虐行為など、涙ながらにお話になっていらっしゃい
ました。

戦争は人を狂人にしてしまう。イスラム国の人質に対するあの残虐行為。
それよりももっと恐ろしいことは、空爆などで何百何千何万の命を一瞬のうち奪って、
平然と「正義のため」と言い放つ指導者たちです。
戦争には、必ず「人を殺す」行為が伴う。「人を殺すことに」正義はあり得ない筈です。
戦争における正義とは、絶対戦争しないことです。