マダムヤンのひとりごと

香港が大好き!中国の情報を発信したいと思っているのですが…ごめんなさい!子どもの話題ばかりになっていますね。

時の流れ

2013-01-25 | お母さん

今、家の駐車場の半分がガラ~ンとしています。

お母さんの車がなくなりました。

そう、売ってしまいました。

お母さんがいる頃は 出かけて帰ってきた時に

角を曲がって黄色い車が見えると

「お母さん、家に居るね」と 嬉しくなったものです。

車がないと、さっそく携帯電話に電話して

「どこにいるの?」

と聞いて、私もそこまで出かけて行ったり。

 

お父さんが脳梗塞で倒れてから あの車を買ったのよね。

まっ黄色だから、私が

「派手じゃん」

と言うと

「いいじゃん、目立って」

と笑っていたお母さんを想い出します。

 

あの黄色い車に

お父さんを乗せて病院へ通ったり、

お父さんの用事を足しに出かけたり。

ryuryuとkahokahoの2人の孫を乗せて

保育園やスイミングの送り迎えをしてくれたり。

 

あの年の7月 「目が見えなくなって、運転できない」

と言ってから 主がなくなって、そのままになっていた車。

 

「お母さんがいるみたいだから売らないでいよう」

と3年以上もそのまま、駐車場のその場所に。

 

とうとう、売ってしまいました。

 

空になった駐車場を見て

それはそれは悲しい想いが込み上げて来ました。

時が流れています。 つくづく感じます。

でも、

「悲しみは時が経てば薄れていくから」

なんて、大嘘です。

悲しみはつのるばかりだと知りました。

ただ、そんなことばかり言ってられなく なってくるだけです。

 

お母さんの車がなくなっても お母さんはここにいる…

ryuryuが左胸を指さして

「おばあちゃんはここにいるから」

と、言う姿を想い出していました。


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2 コメント

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一人と違う ()
2013-01-25 12:46:13
まだまだ、と言うか より一層悲しみが癒える事が無い様ですが、一人で色々考えたりすると「お母さんとの思い出」が全て悲しい思い出になりそうですね。
思い出の写真を見たり、音楽を聴いたり、思い出の場所に出かけたり。
一人だと、どうしても悲しい方向にココロが傾きますが、幸いにもご家族やご友人方がたくさんいらっしゃいます。
同じ写真・音楽・場所でも一人の時と違って、周りの人と共感すると、不思議と悲しい方へは傾かない物です。
「あ~ あの時こんなだったよね。」「そうそう」って。
元々の「お母さんの思い出」は悲しい思い出では無いはずですが、一人で考えるとどうしても悲しい思い出になってしまいます。
一人になるのは やめましょう。
そして、一人ではありませんよ。
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Unknown (マダムヤン)
2013-01-25 14:31:27
ありがとう。コメントを読みながら涙してしまいました。
本当にいつも励ましていただいて感謝しています。
そうですね、一人ではありません。
そして楽しいよい想い出は数えきれません。
お母さんは後ろにしかいないから、後ろを振り返ってばかり。前を向いて進んで行かないとね。私もお母さんなんだから、って気がつきました。
竹さん、本当にありがとう。

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