明日も写真日和。

何気ない日常で見かけた「どこかにある どこにでもあること」を撮り続けています。

要塞を定点撮影

2019-05-21 15:22:25 | 女川ぐらし
女川の単身赴任先、
仮住まいの宿舎からクルマをちょっと走らせると
小屋取浜という浜に出る。

ここの集落は漁業や民宿で生計を立ててる方々がほとんどで
残念ながら3.11の地震と津波で被害を受けた場所でもある。

漁港の隣の海水浴場は、鳴り砂でも有名だったが、
津波の後は音が鳴らなくなってしまった。

今は、土地のかさ上げや港の整備などが住んでいるが、
世帯数は震災前より減っているという。

そんな港から、見えてくる巨大な要塞のような構造物。

女川原子力発電所の防潮堤だ。

高さは29メートルあるらしい。


もちろん、3.11の後に作られたものだ。


原発の是非はここでは問わないが、
要塞のような巨大な壁を見ると圧倒させられる。
そして、近場で生計が立てられていることも実感する。

兎にも角にも、安全第一でお願いしたいものだ。

先日、2日続けて朝靄が女川の一帯を包み込んだことから、
この防潮堤を定点撮影してみたらどうなるか…などと思うに至った。


同じ場所でもこんなに雰囲気が変わるものかと驚いた。


何も見えない時もあるんだ。

これでまた、定点観測ポイントが増えた。
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桑浜小学校 2002/3/16 → 2019/5/2

2019-05-16 23:43:39 | 懐かしきたてものたち
旧雄勝町の桑浜小学校をはじめて訪れたのは2002年3月16日。
年度末で廃校になるのが決まっていて、最後の卒業式がこの日だった。

雄勝石のスレート葺きの屋根と木造校舎ということもあり
ついつい写欲をそそられ足を運んだというわけだ。




当時は今よりも鷹揚さがあったので、部外者でも平気で学校内に立ち入ることもできたし
なんと、卒業式の会場内まで案内され、撮影することができた。




子どもたちからは、ただ単にカメラを向けるだけで新聞記者だと思われてた。



閉校となってからは、自分自身も転勤で宮城を離れたこともあり
その後の校舎がどうなったのか気にも留めていなかった。
どうせいつか、取り壊されるのだろうとも思ってた(もったいないとは思いながら)。

校舎が残ってると知ったのは、東日本大震災の後のこと。
地震による被害はあったものの、まだ木造校舎が残ってることに驚いた。

そして、旧雄勝町の復興に向け、子どもたちの体験学習施設
「MORIUMIUS」(モリウミアス)として蘇ったのはご承知の通りだ。

いつか再訪し、定点撮影したいと思っていたが、
ようやく17年越しに願いを叶えることができた。



子どもたちの笑い声が響き合う空間を再生した方々に、
敬意を表さずにはいられない。

(注)言わずもがなのことですが、
モノクロは2002年撮影、カラーは2019年撮影です。
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新しい大槌駅は「ひょっこりひょうたん島」だった!

2019-05-15 22:51:51 | まち歩き
大槌町を訪れ、新しく生まれ変わったまちなかを歩くと、
新しい駅舎が見えてきた。

なかなかユニークな形をしてるじゃないか。


そっか、ここは「ひょっこりひょうたん島」の縁の地だった。

大槌湾内にある蓬莱島はひょうたんの形状をしており、
それが「ひょっこりひょうたん島」のモデルになったんだよね。

現物を見るまですっかり忘れてた。
井上ひさし大先輩、大変申し訳ありません。


駅のロゴマークや時計にまでひょうたん形でデザインされてる。


もちろん、ドン・ガバチョほか「ひょうたん島」のキャラクターたちも
そこかしこに「ひょっこり」姿を見せてくれてる。





駅舎の展望台からホームをのぞくと、ちょうど三陸鉄道リアス線のおなじみの車両が到着した。


自然と、頭の中で「あまちゃん」のオープニングテーマが脳内再生される。
なぜかしら、ウキウキした気持ちになる。

今回は、さんてつの車両には乗る時間がなかったけど、
次回の訪問では必ず乗ってやろうと強く心に決めているのだ。

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女川は藤と躑躅が見頃です!

2019-05-14 22:43:36 | 女川ぐらし
新緑の眩しい季節。
女川はいま、藤の花と躑躅が見頃です。

藤棚とか、庭に咲くツツジじゃなくて、野生のそれが素敵なのです。






ドライブや通勤時に眺める風景は、今が最高の時期かもしれません。
女川にお越しの際は、復興真っ只中の駅前周辺だけでなく、離半島部へも足を運んでもらって
自然味あふれる景色を堪能してもらいたいものです。


(おまけ:その1)
連休明けに偶然、菜の花畑の穴場を見つけました。


が残念なことに、これから野菜の種を蒔くからと刈り取られてしまいました。
秋に美味しい野菜が収穫されるのを期待するとしましょう。


(おまけ:その2)
ちょっと見えにくいかもしれませんが、
パイロンの上部の穴からひょっこり顔をあらわした雑草を発見。


たくましいと思いませんか?
暗がりからずうっと光を求めて、ぐんぐん育ってきたのですから。


(おまけ:その3)
景色があまりに綺麗すぎて空を眺めていたら、
送電線と鉄塔に人がぶら下がってるのが見えました。


こんな間近(直下)で眺めたのは初めてのこと。
高所恐怖症がゆえに、作業されてる方々をリスペクトしてしまいます。
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きのこハウスを見に行ってみた。

2019-05-13 22:06:57 | まち歩き
風の噂で、「きのこハウス」なるものがあると聞いた。

何やら、「ムーミン」に出てきそうな、きのこの形状をした家が
仙台市内に建てられたらしいと。

ちょっとSNSでもざわついてるらしいと、
しれっと調べつつ、「あの辺りか?」とアタリをつけながら
国分町通り(旧奥州街道)を北上。

かつて独身時代に過ごした会社の独身寮の近く、
北六番丁通りを過ぎたあたりに、確かに「きのこハウス」はあった。

まさに、きのこ。

ここだけメルヘンの世界って感じ。

この形状を設計した建築家や左官さんってスゲえと掛け値なしに思う。
それにしても、ここに住んでる方は何してるんだろう?

流石に、声をかける勇気はなかった。

旧街道沿いに突如あらわれる建物なので、走行中の方はくれぐれも脇見運転注意で。
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