濃飛樹脂軌道

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プラレール「ちんちんでんしゃ」分解整備

2016-10-10 18:48:00 | プラレール・鉄道
プラレール車両で音の鳴るものは今昔を問わず色々発売されています。
その中でも今回我輩の手持ちでお気に入りの車両を紹介します。

画像手前が江ノ電300形、奥が箱根登山鉄道モハ100形。
いずれも「ちんちんでんしゃ」復刻版である都電と同じ金型を流用しており、実車とは差異があり見た目は違和感がありますが、実車と同じ2両編成かつベル音が鳴るので我慢の範囲ですね。
モノは限定品で、今から20年近く前の商品であることが判明。中古品をジャンク扱いで安く入手できたのでラッキーでした…今だと希少価値がついてプレミアがつくかもしれませんね(爆)


まずは江ノ電を分解してみました…実は音が鳴りにくいため機構整備も兼ねています。
こちらはベルが車体側についていて、シャーシ側に動力機構と伝達のギア、ベルを打つゴングが装備されています。
分解して伝達ギア周辺についていた綿埃を取り除いたら幾分鳴りやすくなりました。普段からの清掃が大事。
とはいえまだ時折鳴りにくくなりますが、車両を傾けるとまた鳴り出す始末…もしかしたら部品が磨り減っているかもしれません。これは再調整と研鑽が必要。
幸いゴムタイヤは磨り減ってませんが…ここで新たな問題が発覚。なんと!動力機構のクラッチが滑って空回りしていることが判明(爆)
こればかりはクラッチを接着して無効にするか代替部品を探すかしないとダメなので次の機会に廻します。


こんどは箱根登山鉄道を分解…こちらは江ノ電と比べて音量が小さいです。しかし音自体は切れ間なく鳴っており、異常は感じられません。
前述江ノ電とは差異があり、こちらはベルもシャーシ側についています。音の大小は仕様かも。
こちらは比較的キレイで綿埃はあまりついていませんでした。伝達機構のスリップがないから音の切れ間がなかったのか…ただ動力ゴムのタイヤは少し汚れていました。
※もしタイヤが劣化してきたらスリップで鳴りにくくなるかもしれませんね。
幸いこちらの動力機構に異常は見当たらなかったのでこのまましばらく使っていこうと思います。

以上、プラレール車両のメンテ話でした。ではでは。


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