そろばん 「シナプス先生」のそろばんブログ

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目標設定

2008年07月08日 10時15分05秒 | 教室
普段歩くことのない私は、たまに家から教室まで歩くことがある。

①自宅(八尾)→八尾校(1.5㎞)

②自宅(八尾)→東大阪校(5.0㎞)

③自宅(八尾)→羽曳野校(15㎞)

自宅から最寄りの駅まで歩く時は、10分の距離なのに駅までがずいぶん遠く感じる。

駅に近づくにつれて、まだつかないかと距離の長さに辟易することがある。

ところが、自宅から八尾校まで歩くとなると、心構えが違ってくる。

八尾校までの距離は駅の倍ほどの距離になる。

ただ、目標地点の八尾校の近くになると、駅まで歩いたときとおなじ心境になる。

八尾校まで歩く場合、自宅~駅までの距離を通過した時点でも、さほど苦ににならないことに気づく。

次に、自宅から東大阪校までの5㎞を歩くときは、自宅から駅どころか、自宅から八尾校の距離も全く意識しないで通過していく。

距離がどんどん遠くなる羽曳野校まで歩いたときは、東大阪校の倍の距離を通過した時点でも距離の長さは感じなかった。

この考え方からいくと、

目標を設定するときは、自分では過酷と思われるレベルに設定した方が得なことがわかる。

そろばんの級の目標も同じである。

3級を目標にしている人は3級手前になると、その難しさに進度が停滞する。

2級を目標としている人は、3級は通過点でしかない。

1級を目標としているひとも同じことが言える。

ただ、それぞれの目標に近づくとその遠さにマイナス思考になるようである。

それならば、目標を十段に定めてみては如何だろうか?

遥かかなたに目標を設定すれば三段ぐらいまではあっというまである。