平和1丁目 ~牧師室より~

福岡市南区平和にあるキリスト教の平尾バプテスト教会の週報に載せている牧師の雑感

2018年4月1日 2018年度のスタート

2018年04月07日 23時22分55秒 | Weblog
2018年度のスタート

 何事も一つの区切りがあるというのは、ありがたいことである。日本に生まれてよかったと思うのは、四季があることだ。春は、別れの季節であって、始まりの季節でもある。人生の一つの区切りを思わせる。進学や仕事や結婚で別れることになるのはつらい。しかし、別れるからこそ、新しい出会いも生まれる。いろいろなものを失うことは、新たなる何かを得るためには、どうしても必要なことだ。
 春は、死んだかに見えていた木々に花が咲き、若葉が萌え出で、命の復活を思わせるにはよい季節でもある。日本の春は、イースターを迎えるには、とてもふさわしい季節ではないだろうか。すべての命が復活する、そのようなイメージを私たちに与える。
 さて、時代はめまぐるしく変わり、昨日まで通用していたことが、今日は、もう役に立たない。2018年度は、どのような年になるのだろうか。主が先だって、導いてくださるとは言いながら、私たちは、何もしないでまるごと神様にお任せするということはしていない。否、むしろ、私たちは、自分たちの計画を主との関係性のなかで立てている。神様と話し合いながら、事を進めている。
 先週は、2018年度の活動計画のための定期総会であった。また、伝道師招聘と教会組織改革検討員会の発足も決まった。新しい平尾教会を始めることができるだろうか。私たち自身が新しくなれるだろうか。新しい年度を歩み出す日本の季節と時の流れは、実に、キリスト教的で嬉しい。


平良 師

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