家族の日礼拝
今日は、「母の日」。この由来は、米国の教会学校の教師をしていたジャービスさんが、ある日の教会学校の時間に、みなさんはお母様にどのようにして感謝を表しますか、と問うたことがあり、それを娘さんが思い出して、お母様の召天記念日に赤いカーネーションを教会に持っていったのに因んでいる。
だから、母の日はキリスト教から始まった行事の一つなのである。この日に、平尾教会は、お母様だけでなく、神様が与えてくださった家族の一人一人に、互いに感謝を表そうと考えた。それだけでなく、教会の神の家族たちにも、同様に互いに感謝の意を表そうと思ったのである。それで、母の日に、「家族の日礼拝」を守るようになった。
これまでは、このとき、平尾教会では礼拝のなかで、「シャローム」と、あなたに平和がありますように、と互いに挨拶を交わすことにしてきた。今日は、合同礼拝ということもあり、日ごろ、それぞれの場所で礼拝を守っている者同士が神の家族としての挨拶を交わすことにした。まず、「シャローム」と挨拶してから、会話を交わそう。3分という短い時間だから、簡単な自己紹介程度しかできないが、ちょっとだけ、身近に感じられる人が与えられたということでは大きな意味がある。
その分、互いが日ごろ守っている礼拝が身近になったと言える。私たちの教会は、二ヶ所で宣教活動を行い、3つの礼拝を守っている一つの教会である。一つの群れ、一つの神の家族としてこれからも共に歩む。
平良牧師