ケセランパサラン読書記 ー私の本棚ー

◇ ニュルンベルグ  Doku-Zentrum(ドク・ツェントゥルム)  

 ニュルンベルグは、ミュンヘン、ベルリンとともに、"ヒトラーの街"と言われていた。
 ナチス結党以来、党の大会が大々的に行われた街である。
 そのために、連合軍から徹底的に爆撃され、瓦礫の山と化した。
 

 戦後にはナチスの戦争責任を問う国際軍事裁判が行われた街でもある。
 

 ナチスの党大会が行われた場所は、現在は資料館(記念館)になっている。 

 Doku-Zentrum(ドク・ツェントゥルム)  

 巨大な会場。  

 記念館に展示されている写真の一部。 

                   


 通常の観光では行かないような場所かも知れないが、必見の意味があると思う。

 
 ウルムに住む少年、ハンス・ショルはヒトラー・ユーゲントのリーダーとして、このニュルンベルグでの党大会に旗手として参加。
 これをきっかけに、反ナチ、反ヒトラーになる。
 その全体主義、ファシズムを知性と感性で、感じとったのだろう。
 



 <追記>

 Doku-Zentrum(ドク・ツェントゥルム)への行き方。

 住所:Bayer str.110 90478 Nyuernberg
 アクセス:ニュルンベルク中央駅(Hbf)からトラム8番で終点「ドク・ツェントゥルム」下車。
 ※『地球の歩き方』など旅行ガイドブックには、トラム9番と記されているものが多いが、2019年6月では、トラム8番でした。
  尚、トラムの行き先に、Doku-Zentrumとあるので、すぐにわかる。
  
 開館時間:月~金09:00-18:00、土日10:00-18:00(最終入場17:00)
 入館料:大人5ユーロ 学生2.5ユーロ
 その他:英語またはドイツ語のガイドフォン付き
 URL:http://www.museen.nuernberg.de/english/english/reichsparteitag_e/index_reichsparteitag_e.html(英語)


     (グーグルマップから)

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