『マティアス&マキシム』インタビュー映像 と予告映像
インタビューでグザヴィエ監督が言っているように、ゲイとかバイとかストレートとかの固定概念を取っ払ってしまったら、その時、友情とか、そして彼らの間に存在するものは、なにかという、愛というものの普遍性について、描いた作品。
劇場公開で来たときに観たかったけれど、ちょうどコロナで札幌は外出規制があって、観に行けなかった。
でも、アマゾンプライムでレンタル1100円で観られることが分かって、昨晩、ようやく観ることができた。
グザヴィエ・ドランの映画を多分、全部、観ているとおもうけれど、『マティアス&マキシム』は、グザヴィエ・ドランがひと皮もふた皮も剥けた感じがする映画だった。
当時ドイツの反ナチ活動をしたミュンヘン大学の学生たち「白バラグループ」も、いわば男同士の絆で結ばれているというのが根底にあるんだと思う。
この青年、あるいは少年たちの、あの揺るぎない信頼感というか結びつきというのは、いわゆるセクシャリティの現代的な解釈の、それに於ける分類を超えているような気がしてならない。
不思議だ。