彼岸花
極楽の色
それもあるかな。
でも、好きな人がいるぶん
嫌いな人もいる
不思議な花だ。
・・・・・・・・
山の夕陽の墓地の空海へかたぶく 放哉
蕪村に匹敵するスケール感が素晴らしいですね。
瀬戸内海の夕陽は特別のもの
それだけに色鮮やかさが目に浮かびますね。
瀬戸内海を瀬戸大橋の鉄橋からみると美しいですね。
とくに夕暮れ時、金色に輝く海はたとえようもないのです。
・・・・・・・・・・
今日の一茶
陽炎やそば屋が前の箸の山
この時代、蕎麦を食べる時丸橋をつかっていたといいます。ということは
この絵柄では箸を干している。そんなことなのですね。せいろなどを干している風景は、仕事が一段落して明日の準備をしているように思えますね。
それもいいですね。
・・・・・・・・・
今日の蕪村
四五人に月落ちかかるおどり哉
このような句に出会うと風の盆を思い出しますね。
今も、ものすがい人の波でしょうか。踊り足りない
そんな人が残っている街道筋
でも、ここは江戸(断定できないけれど)
人も疎ら、ちょっと物悲しいですね。
祭りのあとは、いつの時代でも物わびしいものですね。
・・・・・・・・・・
今日の方代さん
鎌倉の九月の風は四行詩・実朝公の墓に詣うでる
格調の高い現代風の調子で、いいですね。でも私にとっては
鎌倉の九月は、淋しくてなにもない物足りない季節です。
それぞれの人にそれぞれの季節
そんな感じですね。
鎌倉のどのようなコースで墓参りしたのでしょうかね。
鎌倉の小道はいいですね。
・・・・・・・・・
今日の方代さん・彼岸花
あかあかとほほけて咲けるキツネバナ死んでしまえば死にっきりだよ
キツネ花とは彼岸花の別名なのです。
・・・・・・・・・・
今日の芭蕉
此道や行人なしに秋の暮
この句、知っていましたが、こんな素晴らしい句とは思いませんでした。
でも、この哀感というか、枯れ葉さえ、一枚ずつ表情もなく落ちて行く
そんな道が連想されますね。いいですね。知っていることと
思い入れを込めて鑑賞する句、同じようで同じではない。
読んでみないと分からないものですね。
・・・・・・・・・・
極楽の色
それもあるかな。
でも、好きな人がいるぶん
嫌いな人もいる
不思議な花だ。
・・・・・・・・
山の夕陽の墓地の空海へかたぶく 放哉
蕪村に匹敵するスケール感が素晴らしいですね。
瀬戸内海の夕陽は特別のもの
それだけに色鮮やかさが目に浮かびますね。
瀬戸内海を瀬戸大橋の鉄橋からみると美しいですね。
とくに夕暮れ時、金色に輝く海はたとえようもないのです。
・・・・・・・・・・
今日の一茶
陽炎やそば屋が前の箸の山
この時代、蕎麦を食べる時丸橋をつかっていたといいます。ということは
この絵柄では箸を干している。そんなことなのですね。せいろなどを干している風景は、仕事が一段落して明日の準備をしているように思えますね。
それもいいですね。
・・・・・・・・・
今日の蕪村
四五人に月落ちかかるおどり哉
このような句に出会うと風の盆を思い出しますね。
今も、ものすがい人の波でしょうか。踊り足りない
そんな人が残っている街道筋
でも、ここは江戸(断定できないけれど)
人も疎ら、ちょっと物悲しいですね。
祭りのあとは、いつの時代でも物わびしいものですね。
・・・・・・・・・・
今日の方代さん
鎌倉の九月の風は四行詩・実朝公の墓に詣うでる
格調の高い現代風の調子で、いいですね。でも私にとっては
鎌倉の九月は、淋しくてなにもない物足りない季節です。
それぞれの人にそれぞれの季節
そんな感じですね。
鎌倉のどのようなコースで墓参りしたのでしょうかね。
鎌倉の小道はいいですね。
・・・・・・・・・
今日の方代さん・彼岸花
あかあかとほほけて咲けるキツネバナ死んでしまえば死にっきりだよ
キツネ花とは彼岸花の別名なのです。
・・・・・・・・・・
今日の芭蕉
此道や行人なしに秋の暮
この句、知っていましたが、こんな素晴らしい句とは思いませんでした。
でも、この哀感というか、枯れ葉さえ、一枚ずつ表情もなく落ちて行く
そんな道が連想されますね。いいですね。知っていることと
思い入れを込めて鑑賞する句、同じようで同じではない。
読んでみないと分からないものですね。
・・・・・・・・・・