「ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ」

今年はミュージカルづいてるひらりん。
なんかＤＶＤのタイトル・ジャケットがキモい、ロックミュージカル。
でもでも、ブロードウェイではロングラン・ヒットしてたとか・・・
原題も「HEDWIG AND THE ANGRY INCH」。
２００１年製作のロック系ミュージカル・ドラマ、９２分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
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性転換手術を受けて女性になったヘドウィグ。
もともと、ベルリンの壁崩壊前の東ドイツに住んでた少年・ハンセル。
夢はアメリカのロック・スター・・・なんて思ってたら・・・
壁際で米兵に誘惑されて・・・結婚する事に・・・その気（け）ありだった少年。
結婚するにはそれなりの覚悟が必要・・って事で手術・・・・
しかし失敗・・・股間に１インチの突起物が残っちゃった。
なんでだよーーー・・これこそ怒りの１インチ＝アングリー・インチ。
母の名前・ヘドウィグのパスポートで出国することに成功。
アメリカには連れてこられたけど・・・すぐに米兵には捨てられる。
昔からの夢だった音楽に目覚め・・・バンドを結成・・
そんなある時、１７歳の少年トミーと出会うヘドウィグ。
純粋な少年の心に感動しちゃったのか？？？意気投合し・・・
ロック魂をトミーに注入・・・・
自分もやってたオーブンに頭突っ込んでのボーカルトレーニングとか、
最後は「トミー・ノーシス」のステージ・ネームまで付けてあげました。
二人で曲作りして・・・もうラブラブ？？
「愛は何かを創造するモノよ」なーんていい雰囲気になり・・・
いよいよ・・って時にトミーが「１インチ君」に気づく・・・
「昔のしこりよ」・・と言ってなだめるけど・・・ビビリまくるトミー。
結局破局。
その後トミーは大成・・・人気ロック・アイドルになる・・・
彼のツアーを追っかけて遠征するヘドウィグのバンド。
一応、トミーの歌は二人の共作だった・・と裁判してるらしいが・・・
そんな時、ＮＹだったのかなぁ・・・
トミーがおっきなクルマに乗って、彼女の元を訪ねてきた。
二人しておっきなクルマでドライブ＆大熱唱・・・二人で作った曲だからね。
「いつか、また一緒にやろう」なーんて言われたり。
しかし、クルマはクラッシュ。
一躍二人は有名人に・・・。
トミーは彼女との関係をマスコミには否定するけど・・・
「ＮＹで最も面白い人１００人」に選ばれたヘドウィグは・・・
今までの主張を堂々と言える立場に・・・
ステージも熱気あふれるものにはなったけど・・・
哀しいかな・・・トミーとの距離はますますかけ離れていくのでした。

監督・主演のジョン・キャメロン・ミッチェルはミュージカル版でもやってた人らしいね。
いろんなコスチュームやかつらで見た目が変わってしまう女装はスゴイっ。
逆に男装して偽装結婚してた女のバンドメンバーの声が意外に可愛かった。
この役の女優さんはミリアム・ショアって子。
劇中で、転職を考え、ミュージカル「ＲＥＮＴ」のオーディションに合格・・・
って話も笑えたけど・・ヘドウィグにパスポートをズタ切りされちゃう・・ハメに。

ロック・ミュージカル・・だからといってうるさい曲ばかりでノリノリ・・・
ってワケでもなく・・・
オトコオンナの切ない心情なんかもメロディーにのせて歌ってたり・・・
結構ジーンとくる歌詞もありました。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
劇中にもポスターが貼ってありました「ＲＥＮＴ」はひらりんイチオシのミュージカル。
次はどんなミュージカルを見ようかな？？？
ひらりんのねらい目は「コーラス・ライン」あたりなんだけど・・・
誰か、オススメミュージカルがあったら教えてくださーーい。

という事で今回は
アングリー度・・・
ちょっと説明不足かな・・・とは思うけど・・・
この映画・・・コトバより音楽が伝えてる・・・って感じでした。


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