「スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと」

今年はよく見てるアダム・サンドラーの主演作。
多民族国家のアメリカ・・・
スペイン語しか話せないヒスパニック系住民がいっぱいいるんだよね。
２００４年製作のランゲージ系ラブ・コメ、１３１分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓　
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娘にまともな教育を・・・と願い、
メキシコから密入国？？？したフロールとクリスティーナの母娘。
テキサスではなくロスに移り住んだのはヒスパニック系住民が多いから・・とか。
ろくに英語も喋れないフロールだが、アメリカ人家族のお手伝いさんをする事に・・・。
裕福なクラスキー家の夫は腕利きシェフのジョン・・・
妻は体育会系の専業主婦のデボラ・・・
子どもが２人とデボラの母（ばあちゃん）の５人家族。
最初はコトバが通じなくって、ちぐはぐな雇用関係・・・。
それにしても、妻デボラの豪快な自分勝手なママぶりは凄すぎっ。
そのデボラがフロールの娘・クリスティーナをきにいっちゃって・・・
母親をそっちのけで、連れまわすようになっちゃう・・
クリスティーナは礼儀正しく、英語も流暢に喋れたので・・・。
ついには、コネを使って奨学金まで出させて、名門学校に入学させてしまう。
娘は大喜びだったが、母はカンカン。
ところで、クラスキー家。
夫はのんびり派・・・でも、やる事なすこと上手くいっちゃうタイプで・・・
レストランも大盛況。
いっぽう妻は、事業に失敗・・今は専業主婦。
やる事なすこと失敗続き・・・子育ても強引かつ、ヒステリック。
体育会系だけあって、しょっちゅう人を蹴散らし、高速ジョギング。
子どもとばあちゃんは、結構まとも。
そのばあちゃんが、デボラに対して夫に捨てられないように・・・と忠告。
そう、ここんとこ、デボラが浮気をしてるのを知っていたから。
そんな家庭の危機のなか、フロールもまた異国の地で悩んでる。
夫のジョンは物分りがいいが、
お互い、自分の家庭におせっかいを焼くな・・・と口げんか。
こうなったらと・・・高い金出して、英会話の教材を買い込み、もう特訓。
上手くなったかは？？？？だけど、
なんとかなったみたい。
妻の浮気を知ってうろたえるジョン・・・
そんな事もあってフロールといい雰囲気になるが・・・
デボラが必死に謝って・・・一件落着。
結局、奨学金貰ってた学校もやめ、お手伝いさんもやめるフロール母娘。
異国の地で生きてくヒスパニック母娘のいい経験でした・・・
クリスティーナは、この経験を大学入試の論文として書きました・・・
ってな話だったかなっ。

いつもはコメディ・チックな役のアダム・サンドラー。
今回の夫・ジョンは、いい人過ぎちゃって、持ち味半減。
妻デボラ役のティア・レオーニ・・・ハイテンションの連続で、
いつも鼻が真っ赤になってて、笑えた・・・。
ベットシーンで、ひとりで速攻いっちゃってるしーー・・・超ジコチュウ妻。

どんどんヒスパニック系住人が増えてるアメリカ社会。
国歌をスペイン語で歌ってしまえ・・・って人も出てくる現状。
どう融和していくのか・・・
他人事ですが、心の広いアメリカ？？？のことですから、
何とかなるでしょう。

ちなみに、世界各国で話されてる英語は、
ニホンでは、ジャパングリッシュ（日本語と英語）・・・とか、
フィリピンでは、イングログ（英語とタガログ語）・・・とか呼ばれてるようです。
ネイティブ・イングリッシュ喋れなくても、気にしなーーーい・・・ってことね。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
アダム・サンドラーの「もしも昨日が選べたら」と「５０回目のファースト・キス」はおすすめコメディ。
ティア・レオーニは、ジム・キャリーと共演の「ディック＆ジェーン　復讐は最高！」でも悪妻振りを発揮。

という事で今回は
英会話習熟度・・・
ヒスパニック系の人の英語・・って、
日本人が聞いても、訛ってそうで・・・・安心しますっ。

ところで、北京オリンピックを控え、国家総出で英語を見直してる中国。
だいぶ思い込み英語が多くて、失笑されてるけど・・・
中国英語の事は、もしかして、ｃｈｉｎａだけに
「珍グリッシュ」・・・って言うのかなっ・・・（笑）。
思い込み英語は、他人事ではないひらりんでした。

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