「親切なクムジャさん」

「グエムル－韓江の怪物－」に続いて見たのは、またまた韓国映画。
主役は「宮廷女官・チャングムの誓い」のイ・ヨンエ。
あんまり興味ないので・・「チャングム」は全然見てませんが・・・。
それより、パク・チャヌク監督の「復讐シリーズ」第３弾・・・って事らしい。
英題は「SYMPATHY FOR LADY VENGEANCE」。
２００５年製作のクライム系サスペンス・ドラマ、１１４分もの。

あらすじ以下ネタバレ注意↓
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なーんで復讐モノなのに主人公が「親切な～」人なの？？？？
と、疑問だったひらりん。
親切だったのは・・・刑務所の中のこと・・・。
幼児誘拐殺人事件の犯人として１３年の刑期を食らったクムジャさん。
英語塾のペク先生に自分の幼子を人質に取られ、罪を負わされたのだった。
いやな事も率先してやり・・・
いじめられてる仲間を助けたり・・・
宗教にも熱心だったり・・・
（そうそう、儒教の国のイメージあるけど・・・
韓国は結構キリスト教徒が多いんだよね。）
魔女と呼ばれる巨漢女の面倒見てあげたり・・・
（まっ、これは毒を盛り続けて殺しちゃったんだけど・・・）
そうそう、職業訓練でケーキ作りも習いました。
そして、北朝鮮から来た囚人に優しくして・・・
銃の設計図をもらいました・・・
ま・さ・に・・・・模範囚。
それも、これも、ペク先生に復讐する為。
ムショから出ると、態度が一変。
今まで「親切なクムジャさん」だった恩を囚人仲間に売って・・・
復讐のお手伝いをさせるクムジャさん。
途中、生き別れた娘を探し、養子先のオーストラリアに行ったり・・・
でも、コトバが通じなーーーい。
ペク先生の妻はクムジャさんが送り込んだ元囚人仲間・・・
仕事を世話してもらってるパン屋の息子もクムジャさんの虜に・・・
あらゆる人を復讐の手立てにするクムジャさん。
そうそう、クムジャさんが捕まった当時の刑事も計画に加わってたね。
どうやって復讐するのか？？？？が興味の的だったひらりんですが・・・
結局調べるうちに、ペク先生・・・
４人の子供を拉致・監禁してた事が発覚・・・
ここで「ちょっと親切なクムジャさん」に・・・
その子ども達の家族を集め、事件の真相を報告・・・
その家族たちに復讐してもらいましょう・・・という親切さ。
ズタズタにされるペク先生のシーンは、ちっと怖い。

変なタイトル・・・と、思わせるところがこの映画のポイントだね。
親切なクムジャさんが一変、復讐を遂げる・・・と思いきや、
被害者の家族に復讐をさせてあげる親切さ・・・
娘に会えた母ゴコロも、少し影響したのかなぁ。
ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は
パク・チャヌク監督の「オールド・ボーイ」は見ました。
これは、凄いっ・・・切ないっ・・・ひらりん絶賛の作品です。

という事で今回は
復讐度・・・
予想がつかない展開の作品・・・って、ひらりん好きなんです。

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